教育心理学

年度 2007
科目名 教育心理学
教員名 柳生 和男
授業概要 本講義では、教職課程を選択する学生を対象としていることから、学習と指導に重点をおいた形で展開する。
教育が児童生徒の適応行動をいかなる方法によって改善し、成長発達を促すかについ学校現場の多様な場面を視点において論じていきます。
児童生徒の知的・技能的・情緒的・社会的行動の改善を能率的にいかに行うか、実際の指導に直面したことを想定しつつ具体的に学習する。
授業計画 ① 教育心理学の課題 【今日的課題に対する意味と内容】
② 発達と教育 【発達の一般的傾向・素質と環境・動機づけ】
③ 学習と指導 【知覚発達・連合学習・概念学習・法則学習】
④ 問題解決学習 【問題解決学習の科学的方法・学習者の構え】
⑤ 技能学習とレディネス 【練習効果の転移・報酬・指導の時期と量他】
⑥ 態度の形成Ⅰ 【態度の学習・学校の影響力・家庭/社会/集団の影響力】
⑦ 態度の形成Ⅱ 【威光と信頼性・積極参加・議論構成】
⑧ 性格の形成Ⅰ 【気質・性格・個性】
⑨ 性格の形成Ⅱ 【適応・不適応・役割の学習】
⑩ 集団の心理Ⅰ 【集団形成の要因・集団の型/特質】
⑪ 集団の心理Ⅱ 【地位と役割・社会性の発達・教師の役割・教師主導型いじめ】
⑫ 教育評価 【観察記録による評価・品等法・標準テストによる評価・WISC-Ⅲ・K-ABC/ソシオメトリックテスト他】
⑬ 障害を抱える生徒の発達と心理 【支援指導の意義・対象・指導プログラムの立案/査定法・発達の特徴】
⑭ 問題行動生徒の心理Ⅰ 【性格・精神・身体等】
⑮ 問題行動生徒の心理Ⅱ 【非行・不登校他】
評価方法 (1)筆記試験
(2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 現代は教育現場の変化が激しい時代を迎えており、教育に関する新しい概念や方法が数多く生まれては消えていく中で、教員自身ですらややもすると児童生徒の発達や成長の基本を忘却の彼方に置いてしまいがちになる。
教育心理学は教育原理と並んで教職の学生にとっては最も重要で且つ基礎基本であるという認識で臨んでほしい。