現代社会論A(社会変動と環境問題)

年度 2007
科目名 現代社会論A(社会変動と環境問題)
教員名 未定
授業概要 我々の生活環境は、情報化、国際化などの社会変動によって大きく変化している。一方地球環境の破壊が進む中で、その保護が求められている。これらの現実をふまえ、近代以後の社会変動が、ほとんど例外なしに我々の生活環境に大きな影響を与えているという事実を、まずよく理解する。またこれらを通じて環境と生活の相互関係を改めてとらえ直すとともに、将来のあるべき社会、生活環境とライフスタイルの諸相について学ぶ。さらにこれとあわせて、環境思想、即ち自然と人間とのかかわりについての考え方が、歴史的にどう展開してきたかを知り、今後の新しい社会への転換期の中で、どのような価値観と生活様式・環境保護が求められているかを考える。
授業計画 授業ガイダンス
社会変動と環境問題
大量消費社会化と容器・包装廃棄物問題
・情報化と紙・パソコンごみ
・モービル化と廃車ごみ問題
・都市化と都市公害
・国際化と公害輸出問題
・高齢社会と医療ごみ
各企業の循環型経営現状と問題点(業種別)
循環型社会形成の意義、現状、課題
環境思想―環境社会―「自然と人間」観の展開とその特徴・特徴の背景、宗教と環境保護
評価方法 セメスター末のレポートの成績と出席状況で評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業のねらいは、簡単にいうと、次の2点の「歴史的意義」を理解してほしいということにある。―このねらいをぜひ汲み取ってほしい。1 現在我々は、近代化が産み出した環境問題を克服することによって、次の世代(人間を含む全生命の次世代)に、この地球環境をできるだけ望ましい形で手渡そうと意識的に努力していること。このことはおそらく人類史上初の自覚的な試みであり、それには失敗したくないこと。2 そもそも自然とは何か、自然と人間との関係をどう考えるかという思想は、ギリシャなどの古典古代から展開してきており、現在我々は、ここ2世紀ほどの近代化によって一時的に忘れかけた、人類の思想上の歴史的産物である、「自然と人間」観、環境思想、エコロジー尊重の考え方を漸く取り戻しつつある段階に達しつつあること。