現代社会と法律

年度 2007
科目名 現代社会と法律
教員名 中田 達也
授業概要 本授業では、すぐれて現代的な問題を取り上げて、法律が制定される背景、経緯、その後の展望までを示す。その上で、受講生は私の問題提起に対して、どのように考えるかを問う形式をとる。2006年度の授業では、主に新聞やニュースで取り上げられる問題を取り上げ、受講生とともに考えた。こうした問題には、唯一の解がある訳ではない。そこで、各受講生の考え自体よりもその考えに至る道筋を明確にするよう注意を喚起した。考えるべき問題は、教科書の中にのみあるわけではないので、この授業に関しては、敢えて教科書を使わず毎回レジュメを準備し、それに従って講義する。本年度は、前期が「国際法」、後期が「現代社会と法律」となるので、双方を受講する学生には、(例えば国際法と国内法の関係など)一貫した論理が習得できるような講義にしてゆく。
授業計画 実際にどのような授業をしてきたのかは、ブログ「ひさしde勝負」のブログ内検索に 湘南の皆さんへ と入れてみると、その詳細が出る。どういう目標に向かって勉強をしてゆくかは、授業中に何度も語りかけるので安心されたい。それをみた上での質問は、私にメールを戴ければ、丁寧にお返事します。
評価方法 1,000字限定という難易度の高い試験であったが、学生は一生懸命に取り組んでくれた。また、答案は概ね優れたものであった。受講する人数にもよるが、授業終了後の質疑応答、講師室での質疑応答、そしてメールによるやり取りなど、皆さんの積極度に応じて、私も皆さんの実力向上に努める。評価は、あくまでも1,500字の内容如何によるが、出席点を加点事由として加味する。
教科書
参考書
メッセージ この講義は、日本の現状を考えるのに最も好個な教材となると思っている。ある問題が日本と国際社会とでどのように取り組みに相違があるのか、それを知るだけでも、視野が広がる。すべての事柄は、他の問題と相対化して初めてその位置づけが明確になる。同時に、第三者からの客観化がその問題に対する捉え方の一つの契機となる。その捉え方と現状とを比較し、そこに自分の見解を与えることで、自分の意見もまた客観化されてくる。2006年度の受講生の多くは、こうした方法論に感動してくれた。そんな感動を今年もまた皆さんと共有したいと強く願う。