年度 | 2007 |
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科目名 | コミュニティと環境問題 |
教員名 | 山田 修嗣 |
授業概要 | コミュニティの成員である「生活者」の立場から、コミュニティとその中で交換される情報(なかでも公害や環境問題にかかわるもの)について検討することが、本講義のねらいです。情報がどのように伝達されるのか、そして、その情報の質や量が生活者の反応にどのような影響を与えるのかについて考えていきます。できるだけ具体的な事例を示しながら社会(や文化)に潜む情報をすくい上げ、自然環境の保護や保全に関する論点を分析・検討していきたいと思います。 |
授業計画 | 講義ガイダンス コミュニティ形成の諸問題 社会の変化と安定について 日本のコモンズと地域社会(1) (コモンズ論の概要) 日本のコモンズと地域社会(2) (里山保全) 日本のコモンズと地域社会(3) (景観保全) 海外のコモンズ 生態系の保全と地域社会(1) (保護か利用か) 生態系の保全と地域社会(2) (動物の生態と人間の生活) 生態系の保全と地域社会(3) (生態系の遷移と回復) コミュニティの役割 総括 |
評価方法 | 期末試験を実施し評価します。毎回の講義時にはミニレポートの提出を義務とし、それをもって出席とみなします。出席は試験の点数に加算します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講義で扱う環境という用語は、自然、生態系、景観、風景などが含まれる多義的なものです。よって、自然や生態系の保全ばかりか、景観の維持やまちづくりといったことがらにも関心をもち、積極的に講義に参加して下さい。 |