地理学

年度 2007
科目名 地理学
教員名 大島  治
授業概要 世界は今、急速な国際化の只中にある。一方で各々の国・地域・民族に育まれた文化は、国際化の波の中で独自性を失うことなく、むしろ多様性を開花させる方向が求められてもいる。人類が築き上げてきた文化・歴史はそれぞれの風土・自然環境、大きく言って「地理」に依存している。その「地理」はさらに46億年にわたる地球の構成・発達史に支配されてきている。この授業は、これらのことを自然に理解し、広い視野を持って世界を見渡し問題点を判断することの出来る国際人且つ日本人の育成を目指している。授業では、世界・日本を旅するつもりで各地の地史・地誌・歴史・文化の重要部分に触れる。地理の知識の基礎を築き、特に地誌的理解を深めることによって、今日的課題、さらに将来起こり得る問題に自ら取り組む目を養ってもらいたい。なお、地図に親しむことはこの授業にとって必須となる。幅広く理解を進めるために、ビデオ映像を多用した授業となる。
授業計画 ①.地球史概要(最新版地球科学)、プレート運動と大陸の成立、日本列島の成因・発達史
②.世界地誌各論(+関連する文化・歴史):ヨーロッパ、西~中央アジア、インド、東アジア、オセアニア、アフリカ、北米、中南米、両極
③.日本地誌と自然環境・地域文化:北海道~沖縄
④.自然災害問題:地震災害、火山の災害と恵み、風水害、地盤災害
⑤.環境問題:大気汚染と酸性雨、森林・自然破壊、地球温暖化、都市課題ほか
⑥.地形図の判読、空中写真の実体視(これらは実習形式で行う)
評価方法 期末試験を行うが、授業の進行にあわせてミニテストまたはミニレポート提出を併用することもある。
教科書
参考書
メッセージ 受け身ではなく自ら何かを知ろう。調べようと取り組んでみれば何事も楽しいものである。何気ない景色や風景写真にも考える課題は多数ひそんでいる。考えることによって意識が目覚め、さらに学ぶ意欲も湧いてくる(のが普通である)。この授業では地理を通じて「考える」習慣を養ってほしい。授業とは別に、地図には居ながらにして世界を旅できる無限の世界がひろがっている。地理の楽しさを味わってもらいたい。