情報表現・表現企画

年度 2007
科目名 情報表現・表現企画
教員名 高田 哲雄
授業概要 コミュニケーション技術の進歩により、あらゆる分野のコンテンツを統合的に扱うことが可能になりました。実際、社会活動の現場ではイベント、広告、出版、放送、映画、音楽の多様な領域にわたる企画が統合的な形としてのマルチメディア表現を通して集約されるケースが多くなっています。この過程によってそれぞれの領域において表現技術の違いはあるものの、“企画”の視点から多くの共有部分があることも明らかになりつつあります。 従来の表現教育ではそれぞれが独立した“表現技術”として認められ、また尊重されてきましたがしたマルチメディアの出現によって、一領域だけで完結されるのではなく「人間-コミュニケーション」の視点からより動的に“表現の選択枝”を捉え“表現技術の複合”を尊重するという目標が大切になってきました。この授業では情報メディアを駆使しながらマルチメディア表現に特有な“表現企画”について学んでいきます。
授業計画 マルチメディアコンテンツの実際(実例紹介)
メディアの統合体としてのマルチメディア。(文字情報、図形処理と画像処理、サウンド情報の統合)
メディアコンテンツにおける企画の特殊性。(デジタル化と可変性、伝達の多様化とコンテンツの総合性)
企画の中心・テーマ決定(文化、社会的ニーズ、経営戦略、予算等から視点を検証する。)
発想の技法(ブレーンストーミング、KJ法、水平思考など)
制作全体の流れを管理する。(情報メディアに共通する制作の流れ:制作シュミレーション)
関連技術の詳細1(プリプロダクション:プロダクション:ポストプロダクション:デジタル化)
関連技術の詳細2(プレゼンテーションおよび頒布:広告活動、パッケージング、製品化)
関連技術の詳細3(心理学モデルを情報メディアに適用、トレンド解析、マーケッティング)
関連技術の詳細4(演出、作詞作曲、ミキシング、トータルコーディネーション技術)
実習①シミュレーション企画課題Ⅰ(ⅠまたはⅡを選択)
「自分だけの旅」または「自分だけのファッション」をテーマにWEBデザインとしてまとめる
実習②シミュレーション企画課題Ⅱ
「空想ミュージアム」または「空想レジャーランド」をテーマにCDパッケージとしてまとめる
実習③同課題:プロダクション
実習④同課題:ポストプロダクション
実習⑤同課題のプレゼンテーション,配布、展示
評価方法 出席、課題提出、プレゼンテーション、参加意欲の総合評価とします。
教科書
参考書
メッセージ 最もバランスの良い知識は”理論”と”実践”の両面から学んでいくことによって身につくものです。また受講生は”知識”のみを目標とするのではなく実践を通して”感性”も磨いてくれることを期待しています。