| 年度 | 2002 |
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| 科目名 | 基礎ゼミ |
| 教員名 | 釈氏 孝浩 |
| 授業概要 | コンピュータに親しんでもらうことを目的として,簡単なコンピュータグラフィックス(CG)画像の作成を経験する。 コンピュータと親しむのに,一番良くない方法は,「コンピュータを勉強してしまう」ことである。分厚いマニュアルや教科書を1ページから順々に読んでいっても退屈なだけだ。さらに,「勉強相手」としてつき合うと,嫌悪感が湧いてくるのが自然だ。これでは,最後まで「友だち」にはなれない。だんだん「敵」に見えてくる。このようなつき合い方をしてはいけない。 むしろ,「こんなことがしたい」という目的のために,必要な機能を必要に応じて使いながら身につけていく方が良い。逆に,使いながら思わぬ機能を発見し,それを使ってみたくなって,自分で問題を作り出したりする。その過程で,また別の機能を発見したり,さらに理解を深めたりする。悪循環の反対の好循環である。このような態度の方が良い。その意味で,「習うより慣れろ」とよく言われる。 ここでは,身近になったCG画像を作成する経験を通して,このことを経験する。今後コンピュータとつき合う上で,より良い関係を作ってもらいたい。CG制作は根気のいる作業であるが,「課題だから」とか,「授業だから」という態度ではなく,「面白いからやっている」という意識で作業を進めて欲しい。 |
| 授業計画 | 初心者向きの題材として,UFOなどの回転体をCGで作成する。 上の物体(オブジェクト)が完成したら,それに各自の好みで模様をつけたり,素材を設定し,よりフォトリアリスティックなものにしてゆく。物体を配置する舞台設定に凝ってみる。照明や,見る角度を工夫してみたり,素材の違う複数のオブジェクトを並べて配置してみたりする。 また,物体や視点(カメラ)に動きを定義して,CGアニメーションを作成する。 |
| 評価方法 | 出席,各自の制作活動を総合的に評価する。出席は評価の前提となるので,欠席しないこと。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 高校までの学習とは異なり,大学では「自ら選び,学ぶ」ことが基本となります。生活全体に自由度が高くなり,「自分で判断し,行動する」ことが求められます。 そのような中では,上昇する人と堕落する人の差が顕著に現れてきます。高校までは,ある程度レールが敷かれており,それに従って進むだけで,致命的な堕落も無く,そこそこの上昇は期待できるものです。しかし,自由のなかに放り出されると,自律的に動ける人は上昇してゆきますが,自分との戦いに敗北し,自分を律しきれない人は堕落してゆきます。これは誰のせいでもありませんから,助けを期待することはできません。ある意味で高校までより厳しい環境と言えるでしょう。 堕落を避けるにはどうすればいいでしょうか?別に難しいことではありません。興味の対象・学習の目的を見つけて下さい。そうすれば,「学習」が強制された「義務」では無くなります。単位取得だけが学習の目的だとすれば,堕落しないまでも不幸な4年間と言えるでしょう。「自由」の重さに負けないよう心がけて下さい。 |