哲学

年度 2007
科目名 哲学
教員名 須藤 和夫
授業概要 この授業では、「教養とは何であるか」を、ヨーロッパ中世のキリスト教思想を通じて理解していくことを目指している。ある思想を理解することは、その思想家の語る内容に耳を傾けるだけではなく不明な点に対して自ら問いを発していくことでもあるので、受講生は思想家たちが書いた内容と対話しながら「教養」を問うていくことになるであろう。思想家たちとの対話は、自分に対する問いにもなるはずである。授業時間数の関係でテキストのすべてを見ていくことは難しいので、そのなかから4人の思想家を取り上げて共に考えていきたい。
授業計画 教養とは何か
アウグスティヌス-何を学ぶか
アウグスティヌス(2)
アウグスティヌス(3)
アンセルムス-愛のひずみとしての悪
アンセルムス(2)
アンセルムス(3)
アベラール-自己と向き合うこと
アベラール(2)
アベラール(3)
トマス・アクィナス-学ぶとはどういうことか
トマス・アクィナス(2)
評価方法 授業中に時々書いてもらう意見と春学期末のレポートによって評価する。毎回出席を取り、通算して3分の2以上出席している受講生のみレポートを提出する資格がある。
教科書
参考書
メッセージ 「教養」とは、大学での一般教育に尽きるのではなく、人間が生きている限り学び続けていくものである。この授業ではそのための手助けをするが、受講生は自ら思想家たちと会話を重ねていくことによってはじめて、教養を身につけることができよう。考えることと読書が好きな人に受講してもらいたい。