統計の見方

年度 2007
科目名 統計の見方
教員名 中條 安芸子
授業概要 現代の私たちの生活のなかには、さまざまな統計情報があふれている。そこで、新聞などでよく耳にする代表的な統計調査のしくみを学び、実際のデータを見る。次に、データの記述に関する手法(平均や分散、ヒストグラム)を学ぶ。続いて、データにだまされないコツを説明する。
授業計画 ガイダンス
この授業で扱うテーマと授業の進め方、予習復習の仕方を説明します。
人口の統計
国勢調査で把握される人口のデータの実際を見ます。少子化社会の問題点が見えます。
家計調査
家計の経済状態がわかる統計から、さまざまな特徴を導くことができます。たとえば「お国自慢」。
標本調査
調査をするときに、どのくらいデータを集めたらよいか。
指数で表したデータ
調査後にデータを加工した上で発表される指数統計について。たとえば消費者物価指数。
景気指標
経済の元気度を見る指標の実際と問題点について。
予想統計(サーベイデータ)
実績ではなく、今後の予想を聞いた調査統計について。
都合のいいグラフ
グラフの描き方によって、だまされることがあります。
ヒストグラムと中心の尺度
データをビジュアルに表現する方法
平均などの基本的指標の仕組み
散らばりの尺度
分散などの基本的指標の仕組み
平均の落とし穴と不平等の指標
平均値がもっている誤解
不平等の程度を表す指標(ローレンツ曲線、ジニ係数)について
比較する意味
数値をあげて比較していても、意味のない説明をしてしまうことがあります。
まとめ
この授業で扱った内容の確認と試験について。
評価方法 授業で説明した代表的な統計調査の内容を理解しているか、平均や分散などの基本的な指標について理解しているか、実際の統計データの使い方の落とし穴を理解しているか、を評価する。評価は学期末に行う定期試験による。出席点や練習問題などの平常点はない。出席回数が授業回数の3分の2以上ないと規則により「無資格」評価となる。
教科書
参考書
メッセージ 受講生への伝達事項や授業に関する情報は、http://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を参照のこと。必ずこのサイトを使って授業の予習と復習をすること。授業のポイントや練習問題の解答、などを公開しています。簡単な計算を行うことがあります。そのときは電卓が必要です。