年度 | 2006 |
---|---|
科目名 | 国際社会と国際紛争 |
教員名 | 中村 恭一 |
授業概要 | 「言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救う」(国連憲章前文)ために創設された国連は、冷戦終結後もなお、国際紛争(民族紛争)の防止と平和構築の上で多くの課題を抱える。国際紛争の歴史、特に戦後国連がかかわってきた国際紛争とそれに対する国連の努力を概観し、国際紛争を防止し、調停する国連の能力を検証すると共に国際社会の機構及び国際社会が直面する課題についての理解を目指す。 |
授業計画 | ●国際紛争の歴史、問題点、解決のための国際社会の対策 ●現代の主な国際紛争の内容を具体的に検討 ●国連の「国際の平和と安全」を守る使命と問題点の検証 ●国連の機能をたかめるためのさまざまな改革案の内容の検討と有効性の検証 ●特に2004年末にまとめられ、2005年春国連事務総長が提言した国連改革と国際社会の紛争への取り組みを国連文書などを元に考察 |
評価方法 | 日常的なテストと授業中の積極性などの総合評価。出席も重視する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 国際社会との交流ならびに国際社会での活動において英語力は不可欠。何はともあれ、英語による情報収集(知識の吸収)、コミュニケーションの能力をつける機会は国際学部学生の最大の特権と考えて、英語力の習得に励んでほしい。 |