教育制度・社会論

年度 2006
科目名 教育制度・社会論
教員名 平澤 茂
授業概要 現代社会の学校支援体制は混沌としています。厳しい指摘から制度批判、あるいはあげあし取りにいたるまで学校は社会の変動過程の渦中にあり、学校現場における情報の整理、処理、対応は混迷している所も多いと聞いています。教育制度に対する社会の期待と要求は多面的であり日々の教育活動に多大な影響を及ぼしているのが現実です。 本講義は、学校制度と社会との関係を改善し機能的で効果的な学校の在り方について、その基礎基本を学習することによって学校の意義について再考する目的で展開します。
授業計画 ①学校教育と教育行政 【現代の学校・教育行政の意義と機能】
②中央教育行政の組織と機能 【国会・内閣・文部科学省】
③都道府県教育行政の組織と機能 【権限関係・学校管理機能】
④市町村教育行政の組織と機能 【市町村教育委員会の管理機能/職務権限】
⑤教育財政の意味と仕組み 【国及び地方財政・学校財政】
⑥学校施設設備財政 【設置・財産管理・施設設備の整備と改善充実】
⑦学校の組織編成 【教職員の組織・教育課程】
⑧校務運営の組織 【校務分掌・職員会議・各委員会等】
⑨管理職・主任の指導性 【校長・教頭・教職員人間関係】
⑩学校教育目標と学校経営 【教育課程・各分掌目標・目標と指導計画】
⑪学校と地域文化 【市民社会・学校の施設解放・バリアフリー構想】
⑫マスコミと学校 【教育と報道・テレビ等マスコミニケーションの影響】
⑬学校と家庭・地域社会 【学校と保護者の病理・説明責任・学校評議員】
⑭PTAの意義と活用 【事業と運営・PTA経理・活動の実際】
⑮学習社会論 【概念・大衆化他】
評価方法 (1)筆記試験(2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 学校が批判の渦中にあっても、日本の社会は依然として学校依存社会であることに変わりありません。批判は期待を潜在しているものであり、それらを整理し、混沌とした現状から新しい学校の在り方に関する価値観を社会の中に根付かせていかねばなりません。それは、将来、教職に就こうとする学生諸君の大きな課題であります。 子どもと教師の関係、学習と教授に関すること以外にも教師は多くの知見をもつことが要求されます。本講義で学校の意義を再認識し、素晴らしい教師、あるいは社会人としてはばたいてほしいと思います。