年度 | 2006 |
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科目名 | エコツーリズム論 |
教員名 | 間島 徳治郎 |
授業概要 | 当論の授業では、下記のようなテーマを中心とした講義を展開したいと思います。1.エコツーリズムとは何か2.観光全体におけるエコツーリズムの位置付け3.エコツーリズムの歴史4.日本におけるエコツーリズムの実例紹介5.世界におけるエコツーリズムの実例紹介6.エコツーリズムの効果7.エコツーリズムの推進体制8.エコツーリズムの課題と問題点 |
授業計画 | もし、資料が十分揃えば、下記のようなテーマとその内容としたいと思っていますが、揃わぬ時は、多少の変更と修正を行う可能性もあります。 (講義回数) (テーマ) (内 容) 第1回 エコツーリズムとは何か 地球環境問題の重要性とエコツーリズムの定義 第2回 観光全体における 観光(ツーリズム)全体におけるエコツーリズム エコツーリズムの位置付け の位置について説明 第3回 エコツーリズムの歴史 1957年から世界と日本のエコツーリズムの歴史 第4回 日本におけるエコツーリズム 西表島、屋久島のエコツーリズムの紹介 の実例紹介(1) 第5回 日本のエコツーリズム(2) 白神山地、尾瀬のエコツーリズムの紹介 第6回 日本のエコツーリズム(3) 熊野古道、知床のエコツーリズムの紹介 第7回 世界におけるエコツーリズム ヒマラヤ、アルプスのエコツーリズムの紹介 の実例紹介(1) 第8回 世界のエコツーリズム(2) サラワク、コスタリカのエコツーリズムの紹介 第9回 世界のエコツーリズム(3) ガラパゴス、ブータンのエコツーリズムの紹介 第10回 エコツーリズムの効果 自然保護効果、地域住民生活向上効果等を説明 第11回 エコツーリズムの推進体制 住民、研究者、行政、観光業者、観光客の役割 第12回 エコツーリズムの課題と問題点 収益性の低さ等の課題と問題点を説明 第13回 最終筆記試験と終りの言葉 地球環境問題の緊急性とエコツーリズムの重要性 |
評価方法 | 出席への配点(出席点)と最後の第13回目の筆記試験(質問に答える形式)への配点の合計による総合的評価によって、成績を評価することとしたい。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 私は、35年間にわたり、円借款や開発途上国への観光分野の国際協力に携っており、インドネシア、タイ、イラン、ヨルダン等多くの国々での調査の実積がある。それらの過程で得られた現場体験や実務経験を踏まえ、学生にとって興味深い話を展開したいと思います。従って、理論面では簡潔な説明に止め、私自身の体験談を中心とする講義にしたいと思います。そして、学生達と力を合わせて、「私なりの、また学生なりのエコツーリズム論」の確立をめざして努力したいと思っております。 |