臨床栄養学総論

年度 2006
科目名 臨床栄養学総論
教員名 長谷川 修司
授業概要 糖尿病、高脂血症、動脈硬化症、骨粗鬆症などの生活習慣病をや、がん等の発症と病気の進行に日常の食事が深く係わっている。近年、医学の一分野としての栄養学の重要性がますます明確になってきた。いろいろな疾患の病態生理を理解して、これらの知識を如何に食事療法に適用するかを習得する。
授業計画 代表的な疾患について病気の成り立ちと病態生理、食事療法の基本について学ぶ。
代謝の障害
(a) 糖尿病
(b) 肥満
(c) 高尿酸血症
(d) 高脂血症と動脈硬化症
循環器の病気
(a) 高血圧症
(b) 心不全
(c) 狭心症と心筋梗塞
(d) 脳卒中
腎臓の病気
(a) 腎不全
(b) 糸球体腎炎
(c) ネフローゼ症候群
血液の病気
(a) 貧血
(b) 白血病
骨関節の病気
(a) 骨粗鬆症
胃・腸の病気
(a) 急性胃粘膜病変と急性胃炎
(b) 慢性胃炎
(c) 胃・十二指腸潰瘍
(d) 潰瘍性大腸炎とクローン病
肝・胆・膵の病気
(a) 肝炎
(b) 肝硬変
(c) 脂肪肝
(d) 胆石・胆のう炎
(e) 膵炎
アレルギー
栄養法
臨床検査
評価方法 試験による。
教科書
参考書
メッセージ ほとんどすべての疾患の治療・予防に大なり小なり食事が関係する。また疾患によっては薬物療法よりも食事療法がより重要なこともあるので、臨床栄養学の重要性を自覚して真剣に学んでほしい。