年度 | 2006 |
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科目名 | ベンチャービジネス論A |
教員名 | 小林 謙二 |
授業概要 | ベンチャービジネスとは「知識集約的な現代的イノベーターとしての中小企業によるビジネス(事業)」と定義される。ハイリスク・ハイリターンの特質をもち、このようなビジネスを創造する人を起業家(entrepreneur)という。夢とロマンをもちリスクを恐れないリーダーの経営行動を研究対象とするのがベンチャービジネス論である。ベンチャービジネスの理論はもとより実践的な内容を中心とする。実際に起業し、経営する場合にどのようなプロセス(成長過程)で進むのかをバーチャル的に体験する授業とする。 |
授業計画 | Introduction(全体の構成と講義の進め方・参考文献紹介) ベンチャービジネスの概念 起業家精神 ベンチャー企業の類型 ベンチャー企業の成長プロセス 起業に必要な経理・財務 起業に必要な法律等 ベンチャー企業の経営指標 ビジネスプランの概要 ベンチャー企業の財務戦略 事例研究(米国・日本) |
評価方法 | (1)基本的なビジネスプランの作成により評価する。(2)テスト(講義内容からの出題となるので出席も評価の対象となる)。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ベンチャービジネスに興味を持つ学生に受講して欲しい。(1)本講義の特徴はベンチャービジネス論A(5セメスター)とB(6セメスター)を一体として体系的な構成としている。(2)理論と実践の融合を基本として、Aは理論に重点を置きつつも実践的な内容で補完する。BはAで学習した理論を活用して、実践的に起業をバーチャル的に体験する。AとBはそれぞれ相互補完的な関係にある。(3)本講義における学生の目標は以下の3点とする。①ベンチャービジネスに関する基本的な知識を習得する②ビジネスプランの作成とプレゼンテーション③グループで仮想企業を設立して事業運営を体験する。 |