| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | シナリオ研究 |
| 教員名 | 辻 萬里 |
| 授業概要 | テーマ:映像作品におけるシナリオの重要性を認識する。シナリオについて、ドラマについての知識を得る。短編シナリオを書く。 |
| 授業計画 | 講義と実践(書くこと)を並行して進める。 シナリオとは。脚本家とは。その仕事と役割。シナリオの歴史。 脚色。 シナリオの形式と文体。シーンの設定、セリフとト書き。 発想と企画の方法。何を描くか。誰に観せるのか。 登場人物(キャラクター)の創造と人物関係の設定。 構成とは。ファーストシーン、クライマックス、ラストシーン。伏線とカセ。 プロット(ハコ書き)の役割とストーリーテリングの方法。 ドラマとは。ストーリーとドラマ。 アニメのシナリオ。 シナリオ界の現況と未来。映画、テレビ、漫画原作、ゲームシナリオ、WEB。 以上は講義内容の大きな流れですが、この通りの順になるとは限りません。シナリオの創作法は作家によって異なります。出来るだけ多くの例を紹介しつつ一般的な方法をお伝えします。 書くことの実践として、多くの脚本家がプロになるまでに勉強した方法を参考に、毎回書いてもらいます。原稿用紙を用意してください。 出来るかぎり講義テーマや書く課題に関連する映像を見て、シナリオは映像作品を創るために書かれることを確認する。 |
| 評価方法 | 最終的に提出する短編シナリオで評価。書かれている内容の評価以前に、講義内容が理解され、シナリオとして成立しているかどうかを見ます。出席は重視しないが、毎回課題を出し、授業時間内に書いてもらいます。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 私はシナリオ専門誌およびシナリオ関係の書籍の編集者として30年余の間に多くのドラマ脚本と脚本家に接してきました。そこで見聞きしたことを整理して皆さんにお伝えします。映画やテレビドラマの世界では作品づくりにおいて、シナリオは設計図であり、最も重要と言われていますが、その形式も脚本家の具体的仕事内容も一般にはあまり知られていません。シナリオについての知識を得、創作のプロセスを実作を通して学ぶことは、将来、映像関係の仕事に携わることを志望する方はもとより、どのような分野の仕事に就く人にとっても有益であると私は思います。シナリオを作ることは、人々(観客)の心を動かす作品づくりのための基本作業だからです。今年はドラマ(作劇)の話を増やす予定。 |