科学技術の社会史

年度 2006
科目名 科学技術の社会史
教員名 小泉 賢吉郎
授業概要 本講義には二つの目的がある。一つは宇宙論の変遷の歴史について、もう一つは科学者の誕生について学習する。宇宙論の変遷については、天動説から地動説への転換を論じる。いったい、どういうふうにして2000年も信じてきた天動説(真理)が誤りとされ、当時、誰も信じなかった地動説が真理、正しい説とされるようになったのか、その過程を論じたい。二番目の、科学者の誕生は新しい科学上の知識をどんどん生み出す人が誕生したことを意味する以外に、女性科学者の数が少ないという問題にも関係してくる。ノーベル賞を二度もらったキュリー夫人は、1940年代までフランスの科学アカデミーという権威ある学会の会員になれなかった。科学の制度化が女性を排除する形で行われたのである。科学について知ることも重要であるが、科学者について知ることも大切。
授業計画 科学はどのようなことから始まったのか。
万物の根源は水なり。
ギリシア人たちの考え。
万物の根源は数なり。
二つの世界。
天動説の完成。
近代の礎となった技術の発展。
コペルニクスの地動説。
ケプラーとガリレオ。
デカルトと機械論。
近代科学の完成者ニュートン。
科学は誕生した、しかし科学者fは?
フランス革命と科学。
評価方法 成績は、学年末に実施する試験の結果で判断する。出席点は積極的に評価する。評価に迷った場合も参考にする。また毎回、配布する出欠票のなかの質問欄を利用して、この授業に積極的に取り組む姿勢を見せた者も評価の対象とする。
教科書
参考書
メッセージ 文系向きの科学技術史を考えた。諸君が想像するよりも理解が容易な科学と技術の歴史。