イスラーム法と社会

年度 2006
科目名 イスラーム法と社会
教員名 中村 緋紗子
授業概要 世界のムスリム人口は推計で13億人を超え、世界の総人口65億人のうち、約5人に1人がムスリム(イスラーム教徒)となっている。イスラームの地理的な広まりは、20世紀前半までは「北アフリカから東南アジアまで」といわれてきた。しかし、20世紀の後半から、種々の要因による移民で、その分布は世界中に広がっている。21世紀のグローバル化しつつあるイスラーム社会の解明が本講義の目的である。国際社会におけるムスリムの位置と動向を理解することによって米国の9/11同時多発テロ、コソボ紛争、アフガン、イラク戦争など、なぜイスラームと西欧文明の衝突といわれる現象が起こるかを明らかにする。受講生は各自興味のある国のムスリム社会を選び、資料を集め、口頭発表し、レポートを提出する。
授業計画 現代国際社会とイスラーム
イスラーム地域の広がりと多様性:(1)20世紀前半まで
イスラーム地域の広がりと多様性:(2)20世紀後半の動き
21世紀の広がりと展望
西欧とイスラーム:概観
西欧とイスラーム:(1)アメリカ合衆国
西欧とイスラーム:(2)イギリス
西欧とイスラーム:(1)フランス
西欧とイスラーム:(1)ドイツ
西欧とイスラーム:(1)オランダ
西欧とイスラーム:(1)ロシア
東欧・バルカン諸国とイスラーム
日本とイスラーム
今、イスラーム世界に何が起り、何が問題となっているのか?なぜ、テロが起るのか?なぜ国際紛争に繋がっていくのか?
評価方法 レポート(50%), 授業への参与(30%), 出席点(20%)
教科書
参考書
メッセージ 本講義の受講希望者は、春学期開講の「イスラーム入門」をあらかじめ受講してくること。