比較研究B(文化)

年度 2009
科目名 比較研究B(文化)
教員名 高師 昭南
授業概要 当講義は文化研究の入門編として行う。そのため,文化とは何か,文明とは何かに続いて,自然・風土・環境論ならびに言語・表現論を柱として,異なった価値観やものの見方を知るとともに,「比較」の意味,有効性,限界及び「文化の相対性」「脱中心化」の重要性を学び,「文化の相補的自由性」「操作性と響存性」の視点を検討したい。尚,今年は欧米と日本の文化比較を軸とする。
授業計画 I 文化とは何か,文明とは何か
1.文化とはcomplexなものである
2.司馬遼太郎「アメリカ素描」を行く,を通して
3.今福龍太「文化は混血する~カルフォルニア~」を通して
II 社会とは何か,世間とは何か
1.「ボスが誰か教えなければならない」
2.「すみません」と 自律的行動・他律的行動
3.「自由」とアドリア海の真珠・中世都市ドブロブニク
I ,IIのまとめのテスト(1)と解説。
絵本という文化
III 自然・風土・環境論
1.人は自然をどうイメ-ジしたか
2.比較神話学から見た”自然”の位置づけ
3.逆遠近法の自然感覚
4.和辻哲郎『風土~三つの文化類型~』をめぐって
5.『沈黙の春』をめぐって
IIIのまとめのテスト(2)と解説。
東の庭園・西の庭園(素材・デザイン)
IV 文化としての都市・住まい
1.中心型都市と非中心型都市(盆地型小宇宙
2.「都市」の図式と「みやこ」の図式
3.世界の様々な「住まい」~壁の文化・柱の文化~
4.住まい~中心の思想と奥の思想
VIのまとめのテスト(3)と解説
V 言語・表現論
1.主語の論理・述語(場,状況)の論理~「する」と「なる」~
2.婉曲表現,曖昧?表現
3.ドナルド・キ-ン「日本文学の特質」を通して
4.坐の文化・腰の文化・間の文化
V のまとめのテスト(4)と解説
評価方法 まとまりごとに行う小テスト(全部で3,4回を予定)と出席点にて評価。あらたまった期末テストはしない。
教科書
参考書
メッセージ