年度 | 2008 |
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科目名 | ゼミナールⅠ |
教員名 | 長尾 弘修 |
授業概要 | 今、企業経営にはICT(情報通信技術)の活用が不可欠です。単に人手でできることをシステムに置き換えるだけでなく、他社にない情報を入手して競争優位に立とうとしています。さらに情報システムを活用した新しいビジネスモデルを創造して、企業の発展を図ろうとしているのです。ゼミナールⅠ、Ⅱ、Ⅲを通して「企業はどんな場面でどんな情報システムを活用しているか」が分かるようになります。また合わせて、読み、尋ね、考え、まとめ、発表する訓練を行って、社会人基礎力の養成に努めます。そのうち、ゼミナールⅠでは、情報システムの概要とそれを支える技術や組織が分かるようになることが目標です。 |
授業計画 | ゼミのガイダンス ゼミの狙い、目標、ゼミ運営上のルールなどを徹底します。 代表的な情報システムの例 「その情報システムが企業経営から見て、なぜ必要とされたか」 情報システムを支える技術基盤、環境基盤 「そういう情報システムを開発し、運用するには、どういう技術や体制が必要か」 コンピュータ 「企業で使われているコンピュータ」 ネットワーク 「企業で使われている通信回線」 見学会Ⅰ 実際のネットワークを知るために、通信業者のショウルームを見学します。 技術基盤 情報システムを支えている技術について、基礎的な概念を勉強します。 LSI ブロードバンド デジタル ソフトウェア 情報システムにかかわる企業の組織 「企業の中で、情報システムを企画し、開発し、活用する体制」 システム開発の実際 「実際のシステム開発はどんな体制で進めるのか、そこにはどんな問題があるのか」 *上記は、授業の予定回数と必ずしも一致するものではありません。 |
評価方法 | (1)ゼミへの出席(2)どのくらい自分の意見を発言しているか(3)期末レポートの内容、この3点で評価します。(1)と(2)に50%、(3)に50%の重みをおきます。期末試験は実施しません。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 私は大学の教員ではありません。実務家です。私のゼミを通して、広く社会に興味を持ってもらいたいと思います。そのために新聞を読むことを勧めます。ゼミナールⅠ、Ⅱを通して、頻繁に新聞記事を取り上げ、自分の考えを話してもらいます。 |