調査集計法Ⅰ

年度 2008
科目名 調査集計法Ⅰ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 この授業は、社会調査のデータ集計法の学習の第1段階である。広報学科では「社会調査Ⅰ」で理論を学び、「社会調査Ⅱ」で調査の実施(演習)を学ぶが、その前段階で調査データの集計法と、さらに集計結果を分かりやすくグラフ表現する方法を学び、その後に「社会調査Ⅱ」に行くようになっている。集計にコンピュータ利用は不可欠で、そのためにこの科目の内容は、集計に便利なソフトウエアの使い方を学ぶことでもある。ソフトウエアとしては世界中で最も広範に利用され、評価を得ているSPSSを使う。統計処理ソフトを利用出来れば、いくらデータが膨大でも、集計分析はいとも簡単に出来る。その簡単さに諸君は驚くことであろう。
これに加えて、統計的解釈と議論の限界の見方を学ぶ。統計学の学習が先にあるのではなく、調査データの集計と解釈が先にあり、それに必要な範囲で統計を並行的に学習する。
この科目だけで、通常の調査データの集計と解釈に必要な方法を修得する。履修した諸君は、データの集計がもたらす自分の能力の拡張に自信を深め、さまざまなデータの集計を試みることであろう。
教室は電算教室を使う。実際に集計しながら授業を進めるので、授業外での課題の実施が必要になる。なお5セメスターの履修科目の「調査集計法Ⅱ」はより高度な集計法で、「調査集計法Ⅰ」を必須の前提としている。
授業計画 ここでは統計の学習を少なくして、数Ⅰまでの広報学科学生でも調査データの集計が出来るようにすることが、この授業科目設置の狙いとなっている。
講義ガイダンス
データの入力と編集1
データの入力と編集2
単一回答の度数分布
多重回答の度数分布
単一回答のクロス集計1
単一回答のクロス集計2
多重回答のクロス集計
グループの平均1
グループの平均2
総合演習1:別データによる各種集計
総合演習2:別データによる各種集計
総合演習3:論文に見る表・グラフと集計法の関係
総合演習4:相関係数と相関関係・疑似相関事例
総合演習5:質的データの作成と量的データとの比較
評価方法 評価は期末試験(約80%)と授業中の課題(約20%)にそれぞれを得点化し、合計値で評価する。
教科書
参考書
メッセージ ①最近出来た資格「社会調査士」に関心がある学生は、http://www.bunkyo.ac.jp/~yatsuha/を見て下さい。/②社会調査に関心がある人には不可欠な素養です。理論と同時に、実用的な能力として の価値が大きく、授業の成果がすぐに現れることを感じます。/③方法の履修は積み重ね的に進行するので、欠席すると理解不能となり脱落します。