出版論Ⅰ

年度 2008
科目名 出版論Ⅰ
教員名 田畑 則重
授業概要 出版・編集の技術的面も簡単に説明するが、スキルの修得は「出版演習Ⅱ」で行い、本講座では、出版の歴史と社会的な役割・機能を理解し、出版というメディアの特徴を知った上で、日本の出版産業の現状を知り、将来像を考えることを主眼とする。
授業計画 1.出版の歴史(世界編)写本、木版印刷による「出版」を一変させたグーテンベルクの活版印刷術、publisherの誕生
2.出版の歴史(日本編)欧化に伴う出版業の成立、「円本」に見る現代型出版業・ベストセラーの条件
3.出版の社会的機能と他メディア 啓蒙・教育、知財、報道、論評、表現、娯楽
4.出版のワークフロー① 企画、原稿、編集、校正、製作、装丁、流通、販売に至る流れ
5.出版のワークフロー②
6.現役編集者(ゲスト)による「編集者の仕事」
7.世界の出版産業 メディアコングロマリット化と日本への進出、展開
8.日本の出版産業I 販売委託制度、コミックスに支えられる構造
9.日本の出版産業II デジタル出版が拓くコンテンツビジネス産業化への道
10.日本の出版社I 伝統的出版社と出版不況
11.日本の出版社II 変容する出版業と異業種進出
12.出版の将来I クロスメディア化、ネット出版の影響
13.出版の将来II 本は消えるか? この10年のベストセラーから考える
評価方法 出席点を30%、期末のレポートを70%の割合で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 11年連続してマイナス成長の出版産業はデジタル化の波にも洗われて大きく変化しています。出版メディアの将来に関心ある人に受講して欲しい。