社会変動論

年度 2006
科目名 社会変動論
教員名 小坂 勝昭
授業概要 現代ほど変動の激しい時代はない。国際化と情報化が日本社会をどんどん変化させており,私達一人一人はこの変動の先を見通すことが出来ずにあせっているというのが本音なのではないだろうか。この講義では社会の変動する側面を種々の視角から探ってみたい。全体社会の変動をマクロ社会学、微視的変動をミクロ社会学、と考える分析方法の有効性を探って生きたい。参考文献を必要に応じて配布したい。
授業計画 「社会変動とは何か」を定義する。
これまでの主要な変動論の学説を見ていく。マルクス、ウェ-バ-ほか。
近代化モデルとしての変動理論-社会システム理論による変動論-
マクロ社会学的アプロ-チ-都市化,情報化,国際化-
ミクロ社会学と行為理論ー意図、役割、自己改革、リーダーシップ
制度化に果たす個人の役割
ミクローマクロ問題の意義
社会システムの変動、成長、自己変革、自己維持
経済社会システムのモデル構築の可能性
政治社会システムのモデル構築の可能性
複雑系のモデル分析とは何か
評価方法 レポ-トと出席点により評価する。
教科書
参考書
メッセージ 社会変動を予測したり、記述することは、多分大変に難しいことである。なぜなら、社会を変動させる要素(変数)の量は余りに多く、それらの変数が相互に影響しあい次々に新たな変化を引き起こすからである。複雑系という考え方はそうした無数にある諸々の変数間の相互連関を追跡し、明確な分析図式を提示しようとする若手の経済学者の集団の発想からきている。社会変動を引き起こす変数の中には、経済的変数、政治的変数、文化的変数、等々多くの変数が作用しているこては明らかであろう。こうした視点から物事を分析してみよう。