| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | ビジネス倫理 |
| 教員名 | 小坂 勝昭 |
| 授業概要 | 雪印が期限切れの商品をレッテルを貼り替えて店頭に出したことで主婦の猛烈な反発を招き、倒産ー再生という険しい道のりを歩んだことは記憶に新しい。最近でもマンションの構造耐震性をごまかした建築士と建設会社の結託が世間を驚かせた事件は、いまも解決へ向けての努力が続いている。ホリエモンのライブドアの粉飾決算など、これらの事件から我々は何を学ぶことができるか。江戸時代の商家の家訓はビジネスにとって何が重要かを示唆するものである。その商家の家訓には、正直と誠実、勤倹節約を示唆する内容が読み取れる。他方、西洋のM・ウエーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』においても誠実さと勤倹節約が説かれており、こうした文化の中から資本主義が成長してきたとウエーバーは考えた。この講義では、ビジネス倫理の比較社会学的研究を行なう。 |
| 授業計画 | ビジネス倫理とは何か。 マックス・ウエーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』について。 江戸時代の商家の家訓。 日本牛と偽って外国産牛肉を販売する企業がなくならないのはなぜか。 現代の日本企業にビジネス倫理ハあるのか。 談合に支配されてきた建設業界と官僚との癒着。 |
| 評価方法 | 出席点とリポート |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 現代のような企業倫理が崩壊している時代にあっては、古典的なビジネス倫理のあり方についての勉強は大変大切である。アメリカの大学では、ビジネス倫理の講座は非常に一般的であるのに対して、日本の大学では最近ようやくこのような講義が行われるようになってきた。 |