| 年度 | 2006 |
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| 科目名 | ゼミナールⅠ・ゼミナールⅡ |
| 教員名 | 宮川 裕之 |
| 授業概要 | 「情報システム」という言葉のイメージは、人によってその捉え方が随分違うものです。コンピュータシステムと同義で使う人もいれば、組織体そのものを情報システムとして捉える見方をする人もいます。情報技術が発達しつつある今日では、コンピュータやネットワークシステムを利用していない情報システムは考えにくいですが、コンピュータシステムそのものを情報システムとして捉えてしまうと、情報を創造し活用する唯一の主体である「人間」の問題がどこかに飛んでいってしまいます。「人間の問題」の中には、社会のしくみ、経営のしくみ、組織活動の意思決定、人間の文化、人間の情報行動などが含まれます。情報技術と人間活動の調和を求めて「情報システム」の設計・開発に関係する問題を扱うのが、このゼミナールのテーマです。 |
| 授業計画 | 基礎的な情報技術のおさらい インターネットの利用:インターネットの主要なサービスである、電子メール、WWW、電子掲示板、ファイル転送などについて、実習を交えながら、その仕組みと概要について理解する。勉強記録は各自のホームページに掲載する。 データベース・システム:実際にSQL(データベース操作言語)を使った大規模データベースの検索をとおして、データベースの有効性と仕組みを理解する。ゼミ名簿(データベース化されている)に自分たちのデータを入力する作業をとおして、データベースの作成も経験してみる。 情報技術の基礎知識・概念の復習:基本情報技術者試験は、情報システム学科の情報基礎に相当する内容であるため、その勉強をとおして、情報技術の基礎知識・概念をおさらいする。これまでゼミナールから39名の合格者が出ている。 情報システムについて 情報システムの多様性を理解するために、専門書を輪読する。章毎に分担者を決め、毎回担当者が自分の担当部分を説明する形式で進める。 卒業研究の基礎 1,2も卒業研究を行うための基礎であるが、もう少し具体的な内容、たとえば、テーマ選定、少しボリュームのあるレポートの作成などをとおして、卒業研究の準備を行う。 |
| 評価方法 | 出席とゼミナールへの勉強の姿勢を勘案して総合的に評価する。 |
| 教科書 | 浦、細野、神沼、宮川、「情報システム学へのいざない」、培風館、1998年、2300円 |
| 参考書 | |
| メッセージ | 本ゼミナールを選択するために、特に前提となる科目はありません。プログラミングができないとついていけないと言うこともありません。プログラミングは必要に応じて、あるいは興味のある人はゼミに入ってからさらに勉強すれば、十分に間に合います。むしろ、自ら積極的に問題意識を持って、能動的に勉強する人、卒業研究を履修する人を歓迎します。 |