| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナールⅡ[CM] |
| 教員名 | 藤巻 光浩 |
| 授業概要 | 最近、ようやく自分の教えている内容を一言で言い表せることが出来るようになりました。でも、これは自分で自分の研究している内容をまったく言い表すことが出来なかったことを意味するのではありません。この国際学部に就任してから、全く困ってしまったということです。就任した学部によって、自分の研究分野が変わるのか、と言われそうですが、そうではなく強調する部分をどこにするのかで迷ったということです。従来は、単なる「友愛について」というテーマで落ち着いていました。「越境すること」は、特に強調すべきことではないと信じていたからです。私たちはすでに越境してしまっていることは合意済みであると思っていたからです。しかし、3年間、日本の大学で学部生を教えていて気が付いたことがあります。それは、未だみなさんの意識は、内的国境を越えるに至っていなかったということです。つまり、「越境すること」とはパスポートを使って国境を越えることであると、みなさんは思っているのだとようやく理解できたのです。よって、この「越境すること」がどのような意味を持つのかを、より深く考察するためにこの「越境する」ということばを強調するゼミ内容にすることにしたのです。従来の「友愛」だけでも、充分に「越境すること」を教えていたのですが(自分と他人の境界線を越えることを教えていたので)、テーマが前提としているものをより強調したために、「越境する私」ということにしたわけです。英語のタイトルをつけていますが、その内容はゼミに来るともっとわかります。とりあえずは、「越境する私」で覚えてください。 「越境する私」をテーマに、様々な分野の文献・小説を読んだり、フィルムを見たりし、ディスカッションをします。また、卒業研究へ早くからの取り組むための準備もします。「書くこと」とはどのようなことなのか、トランスカルチュラルポリティックス領域との交錯点も考慮に入れながらゼミを進めます。 |
| 授業計画 | 詳細なシラバスを授業時に配布する。また、ウェッブサイトでも公開しているのでそちらでもチェックすること。(http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/~fujimaki/) |
| 評価方法 | 課題提出と参加がすべてです。期日を守りましょう。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | コミットメントを求めます。卒業論文は、クオリティコントロールであると考えています。かなりの質を求めているので、早めに取り掛かってください。 |