調理科学演習

年度 2005
科目名 調理科学演習
教員名 肥後 温子
授業概要 調理の技術は、食の外部化、調理済み食品の伸長とともに企業にも導入され、今や食品開発のための有力な手段になっている。「基礎偏」では、調理の過程でおきる化学的、物質的、組織的な変化を自分の目で確かめながら、調理操作法の基礎を理解してもらう。「応用偏」では、下に述べるテ-マを参照して自ら課題を探し、調べ、まとめ、発表することによって、問題解決能力、プレゼンテ-ション能力を養い、また自信をもてる分野を見つけてもらいたい。
授業計画 ガイダンス:基礎編では手法を準備する。応用偏では自主的に企画・究明してもらう。
官能検査:紅茶、クッキ-、カステラなどについて官能検査を行う。
小麦粉調理の基礎:こねと、ねかしによる生地の変化を知り、生地の利用を考える。
鶏卵調理の基礎:卵白成分の起泡性、熱凝固性を調べ、利用時の注意点を考える。
テクスチャ-測定:各種食品の硬さ、破断力を測定し、おいしさとの関係を考える。
電子レンジとオ-ブン:加熱部位、加熱効率、調理性能を比較し、使い分けを考える。
焙焼テスト、焼肉:フライパン材質による加熱・調理性能を比較し、使い分けを考える。
講義:調理操作法の多様性に目を向け、調理機器による加熱原理、効率の違いを理解する。
〈応用編〉
テ-マ1) 調理操作法の多様化:望ましい調理法の検討
ポテトサラダ、肉じゃが、ハンバ-グ、かぼちゃプリンなどの単純な料理を取り上げても、操作法は多い。料理書とネット情報から、同じメニュ-についてのレシピを集め、食味、手間、経費、環境への配慮(廃棄量、省エネ)より推奨したい調理法を検討する。
テ-マ2) 鍋材質の違いによる調理性能の比較
アルミニウム、銅、鉄、ステンレス、チタン、耐熱ガラス、耐熱陶器、石など異なる鍋材質を用い、加熱性能、調理性能の違いを温度特性、焦げ速度、テクスチャ-測定により比較する。
テ-マ3) 調理操作法別エネルギ-消費量の比較
電子レンジ、オ-ブン、蒸器、鍋を使い、バッタ-生地の凝固速度、電気・ガス使用量を調べ、調理操作法別の加熱効率ランキング表、エネルギ-消費量ランキング表を作る。
評価方法 レポ-ト 80%、出席および態度 20%
教科書
参考書
メッセージ テ-マは希望を入れて決める。積極的な参加を望んでいる。