哲学入門

年度 2005
科目名 哲学入門
教員名 村野 宣男
授業概要 人間が生きていることは感性(感覚と感情)ならびに欲求をもっていることであり、両者を否定することは死を意味する。しかし、感性と欲求はややもすると人間を混乱に陥し入れる危険性を持つ。ここに、理性(考える働き)が要求されるのである。しかし、理性は感性や欲求の働きを否定するのではなく、より高い感性ならびに欲求の世界に人間を導くのである。
授業計画 人間と動物の相違(時間概念の有無)
アニミズム的世界観(感性的調和の世界)
無自覚的批判性敵理性と自覚的反省的理性
理性と認識(科学)
・理性と人間関係(道徳)
・理性の破綻と救済(宗教)
・西洋における理性の伝統(ギリシア哲学とキリスト教)
理性の時代としての近世とその批判
・ニーチェの思想
・東洋的思想について
評価方法 1.出席筆記2.筆記試験
教科書
参考書
メッセージ 人間は動物と異なり理性的な存在であると言われているが、理性的能力を自覚的に活用しない限り、動物以下になりうる。理性を働かすことにより人間は人間的になり、無限なる神秘の世界にも至ることができる。