| 年度 | 2005 |
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| 科目名 | ジャーナリズム論 |
| 教員名 | 水野 剛也 |
| 授業概要 | 本講は、ジャーナリズム、つまり、マス・メディアが担う多くの役割の中で特にニュースの報道や時事問題の解説や論説という側面に焦点をしぼって、その特質や問題点を総合的に論じることを目的とする。順序としては、まず本講を履修してから、「新聞と報道」や「ジャーナリズム史A・B」を受講すること。あまりに負担が大きくなるので、同じセメスターでこれらの授業を複数受講しないこと。 扱う媒体は、新聞や雑誌などの活字メディアをはじめ、写真・テレビ・ラジオ・インターネットなども含む。だが、ニュース報道や評論・論説活動に直接関わらないものは含まない。頻繁に欧米のジャーナリズムの理論を参照するので、授業では英文の板書が多くなる(いちいち訳文を書かない)ことを断っておく。また、「コツコツ努力することが嫌い」という人、あるいは「楽に単位を取得したい」と考えている人は受講するべきでない。毎授業でその日の新聞についてコメントを求めるので、少なくとも新聞を1紙定期購読すること。 本講は、ジャーナリスト養成のためのハウツー・テクニックを教えるものではない。だが、本講を受講することで、我々の日常生活の中でいかにジャーナリズムが重要な役割を果たしているか、そしてその重要性ゆえに、我々はどのような心構えでジャーナリズムに接するべきかについて考えを深めることができると思う。これは、将来ジャーナリズム活動に携わる者にとっても、そうでない大多数の受け手にとっても、同じように重要である。難易度は広報学科の1年生を基準に設定する。 |
| 授業計画 | 1~3週:講義の概要・課題等の説明。メディア、マス・メディア、ニュース・メディア、およびジャーナリズムの定義と位置関係を示す。 4週:ジャーナリストという職業の特質を、他の専門職と比較しながら論じる。 5週:ジャーナリズムがその力を発揮した例を紹介する。 6~7週:ジャーナリズムにおいては何がニュースとされるのかについて、文化的・社会的・機能的な面から様々な解釈を紹介する 8週:世界にはどのようなタイプのジャーナリズムが存在するのか、大まかな類型を通して、その多様性を論じる。 9週:ジャーナリズムの倫理、「自由と責任」について主要な考え方を紹介する。 10週:報道スタイルによるジャーナリズムのタイプを類型化する。 11週:ジャーナリズムに対する主な批判を分類する。 |
| 評価方法 | その場限りの単発の試験ではなく、毎日の継続的な努力と授業参加を重視する。最大の課題は、新聞やテレビや雑誌などの報道機関に積極的に接し、それに基づいてジャーナリズム日誌を付けることである。受講者は主要日刊紙を最低1紙は講読しなければならない。 その日誌と授業当日の朝刊に基づいて、毎週、数名をランダムに当て、最近起こった時事問題やその中でジャーナリズムに関わる事象について意見を尋ねる。その時の応答、それに対する質問・意見・批評の内容が評価を大きく左右する。従って、単に出席しただけで単位を与えることはない。追加的な課題として、最近のジャーナリズム動向に関するエッセーを課す。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 受講者は必ず新聞を最低1紙は購読すること。 |