| 年度 | 2002 |
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| 科目名 | ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 水野 剛也 |
| 授業概要 | 本ゼミナールは、学術的な論文を書くために最低限必要な手順・方法・規範などを身につけることを目的とする。受講者は、最終年次に卒業論文を書く予定の者に限る。つまり、卒論を完成させるという厳しい作業に立ち向かうために、それに耐えうる基礎体力をつけることを主眼とするゼミナールである。 論文で扱うトピックは、ニュースの報道・評論といった「ジャーナリズムの歴史」に関わる問題であること以外、細かな制限は設けない。だが、基本的にアメリカを中心に、ジャーナリズムを「歴史的」に研究する者を対象とする。 最終的な目標として、全員が卒論で扱うテーマを決定し、かつそのテーマについて基本的な文献を読み、ある程度の知識を持った上でアウトラインを作成することを目指す。もちろん、この段階でテーマを完全に固定させる必要はないが、少なくとも、学術的な論文を書くために最低限必要な能力を身につけることを到達点とする。 いずれにせよ、最も肝心なことは、受講者が本格的な論文を書きたいという強い意欲を持ち、かつそのための努力をいとわないという覚悟を持つことである。できれば、ジャーナリズム論、ジャーナリズム史、新聞論を履修し、かつA以上の成績を収めていることが望ましい。また、特に秋学期は受講者の個人発表を中心とするから、参加者は授業中に意欲的に発言・質問・批評する能力を持つことが必須である。 |
| 授業計画 | 4月 導入と基本事項の確認 まずゼミナールの目的や進め方の説明。歴史「論文」を書くとはどういうことか。歴史学を研究するというのは、どういうことか。研究を始める際に知っておく必要のある最低限の約束事を確認。 5月 テーマの設定と調査 テーマの選び方・絞りかた。(Lester, pp.3-22.) ジャーナリズム(史)研究の類型とよく扱われるテーマ。 図書館の使い方。 代表的な研究例と代表的な文献資料の紹介。 6月 論文の構成と記述 研究論文の構成と各部位の役割。(Lester, pp.69-81.) 論述の方法。 注釈の付け方、文献表の作り方。 研究者としての倫理・良心とは。(Lester, pp.117-122.)アウトラインの提出。次週から発表。 7月 アウトラインの発表と討議。 夏休み:各自が自由にテーマを設定し、それについて調べ、3~4ページほどのミニ論文を書く。 10月~12月:ミニ論文の発表、討議。発表者の論文は、他のゼミ参加者も読み、それぞれ評価を下す。ゼミ生同士の評価も全体の評価に組み入れる。互いのコメントに基づいて、論文を修正する。 1月:まとめ。4年次にも継続して本ゼミを履修したい人は、春休み中に更に研究を深め、新学期開始時に第1章を提出できるようにしておく。 |
| 評価方法 | 授業中の参加度、また個人論文発表にいたる過程とその成果で決める。自発的な参加がすべてのゼミナールなので、単に出席するだけで単位を与えることはない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |