比較文明論

年度 2002
科目名 比較文明論
教員名 戸田 三三冬
授業概要 グローバリゼーションとディアスポラ(移動の民)という視点から、古今東西の諸文明の接触、遭遇、影響、相互浸透、軋轢、あるいは衝突を、その波をまともにかぶる人間集団と個人のアイデンティティ形成に光をあてながら、考察する。今世紀に常態化するであろう地球上の移動と交流の中から、未来における人間集団がどのように産まれ出てくるのか、またその中に生きる小さな個々人はどのように自己形成を行なうのか、についてもイメージしてみたい。
授業計画 講義とディスカッション:「文明」をどのように定義するか。「文化」との違いは
なにか?
講義とディスカッション:シュペングラーの『西洋の没落』
講義とディスカッション:トインビーの『歴史の研究』
講義とディスカッション:ハンチントンの『文明の衝突と21世紀の日本』
講義とディスカッション:同上
講義とディスカッション:同上
ヴィデオとディスカッション:イスラーム文明のなかのひとびと
講義とディスカッション:チョムスキーの『9.11』第1章
講義とディスカッション:同上、第6章
講義とディスカッション:アマルティア・センの『貧困の克服』
まとめのディスカッション:同上書を中心に
以上のように、講義と小グループに分かれたディスカッションや発表をとりまぜて行なう予定。参加者は毎回簡単なコメント・ペーパーを書き、これを次のクラスの導入に役立てる。全体として議論がどこまで進むか分からないので、コメント・ペーパーは、私たちの「比較文明論」の基礎的資料となるだろう。
評価方法 クラスへの参加度、コメント・ペーパー、二回のレポートを総合して評価する。
教科書
参考書
メッセージ どのようなクラスになるのか全く分からない。すべては参加者の知的誠実性と勇気にかかっている。* なお、アマルティア・センの『貧困の克服』も教科書である。教科書の欄が2つしかないので、やむを得ず参考書の欄に書いた。