| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 文芸演習A |
| 教員名 | 紙 宏行 |
| 授業概要 | 芥川龍之介は、学生諸君にとってもお馴染みの作家であると思う。「羅生門」「鼻」「芋粥」あるいは「杜子春」「トロッコ」「蜘蛛の糸」など、小学校以来の教科書によっても、その巧妙な語り口と明確なテーマ性を学んでいるはず。しかし、彼の作家としての歩みは平坦とはいえず、特に晩年はさまざまな苦悩に苛まれついに自ら命を絶った。本演習では、暗い晩年から生涯を振り返った小説「或阿呆の一生」をとりあげ、これを詳細に読んでみて、彼の創作の秘密と苦悩の人生の軌跡を追いかけてみたい。演習の進め方については、受講生と相談して決めてゆきたいが、学生諸君の意見発表と、それに対する質疑応答、ディスカッションを通じて、互いに理解を深めてゆくようにしてゆきたい。 |
| 授業計画 | 芥川龍之介の人と作品
「或阿呆の一生」読解 まとめ |
| 評価方法 | 授業時の発表と期末レポート。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 演習の主役は、教師ではなく学生諸君自身です。作品をきちんと読み、調べ、考えてゆくという習慣を身につけ、それを通じて文学を読む楽しさを改めて味わってほしい。 |