シナリオ研究

年度 2005
科目名 シナリオ研究
教員名 辻 萬里
授業概要 テーマ:映像作品におけるシナリオの重要性を認識する。シナリオについての知識を得る、短編シナリオを書く。
授業計画 講義と実践(書くこと)を並行して進める。
シナリオとは。脚本家とは。その仕事と役割。芸能史。シナリオの歴史。
シナリオの形式。小説、戯曲との相違。文体と客観描写について。脚色とは。
発想と企画。テーマ、何を書くか。誰に観せるのか。取材、資料調べ。
登場人物(キャラクター)の創造と人物関係の設定。
構成とは。ファーストシーン、クライマックス、ラストシーン。伏線とカセ。
プロット(ハコ書き)の役割とストーリーテリングの方法。
セリフとト書き、シーンの設定と表現。
ドラマとは何か。ストーリーとドラマ。
シナリオ界の現況と未来。映画、テレビドラマ、アニメ、漫画原作、ゲームシナリオまで。
以上、シナリオ創作の各論については、映画・テレビの名脚本家の方法を紹介する。シナリオの創作法は作家によって異なる。
書くことの実践として、シナリオの模写、映像からの採録、シナリオ形式によるスケッチ、プロット・脚色の実作を経て、短編シナリオを創作する。
毎回、講義テーマや書く課題に関連する映像を短い時間だが観る。シナリオは映像作品を創るために書かれることを常に確認する。
評価方法 最終的に提出する短編シナリオで評価。毎回課題を出し、授業時間内に書いてもらいます。
教科書
参考書
メッセージ 私はシナリオ専門誌およびシナリオ関係の書籍の編集者として30年余の間に多くの脚本と脚本家に接してきました。そこで見聞したことを整理して皆さんにお伝えします。映画やテレビドラマの世界では作品づくりにおいて、シナリオは設計図であり、最も重要と言われています。シナリオについての知識を得、創作のプロセスを実作を通して学ぶことは、将来、映像関係の仕事に携わることを志望する方はもとより、どのような分野の仕事に就く人にとっても有益であると私は確信します。シナリオを作ることは、人々(観客)の心を動かす作品づくりのための基本作業だからです。