| 年度 | 2005 |
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| 科目名 | 専門ゼミナールⅠ[CM] |
| 教員名 | 丸山 鋼二 |
| 授業概要 | 「中国を通して異文化理解を考える」がゼミの共通テーマです。現在の国際社会は、経済のボーダーレス化の進展やNGOの活躍にもかかわらず、あるいは地球環境問題といったグローバルな人類共通の課題に直面していながらも、internationalという言葉に示されているように、国家がその中心的な構成要員です。 その国家は、一つの民族が一つの国家を形成することが正統であるという「国民国家」原理によって支えられています。つまり、独自の民族であると認められることは自らの国家をもつ権利(民族自決権)を有するということを意味しているのです。しかしながら、地球には3,000余りの民族に対して国家は200ほどしかありません。民族紛争が絶えず発生するのは当然のことでしょう。民族について学ぶやり方には、民族紛争・民族問題や「民族と国家の原理」について研究する国際政治学的方向(最近は「民族関係論」という言葉が使用されています)と、民族の生活様式や信仰、伝統・神話伝承、社会形態といった生態から民族そのものに迫っていうとする民族学(文化人類学)的方向とがありますが、どの方向から探っていくかはゼミ生と相談して決めます。どちらにせよ、「ゼミ生間のコミュニケーション」がゼミの共通のキーワードです。私の専門は中国研究なので、中国を対象にしてこうしたことを考えていきたいと思います。アジア重視になるかもしれません。前期は、共通テキストの輪読が中心となります。各ゼミ生が分担し、関連する事柄をテキストとは別に補充調査をしながらテキストの内容を要約してレジュメにまとめ、質疑応答と討論をおこなって理解を深めます。後期は、共通テキストの輪読と並行して、レポート「卒業論文に向けて-私の問題関心」をまとめ、最後のゼミで提出します。これは、ゼミⅡでの卒業論文の準備として、自分の問題関心に基づいてテーマ・方向を定めるものです。ゼミ生の関心がまとまれば、海外調査旅行などにチャレンジしてみたいと考えています。 |
| 授業計画 | 年間スケジュールの設定 共通テキストの選定 共通テキストの講読 関連事項の補充調査 共通テキストの発表 ゼミ生による討論 卒業論文のテーマ設定 ゼミ論文の執筆・提出 |
| 評価方法 | ゼミでの発表やその内容・まとめ方、討論における発言や積極性、レポート、出席など、いわゆる授業参加度で総合的に評価します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 国際社会には日々いろいろな出来事が起こっていますので、授業で教えられなくても、新聞を読むなどして現下の国際情勢や民族問題について知識を仕入れて置いて下さい(新聞を読むのは就職のための最高の準備ともなります)。そして、たまには時の国際問題について意見を語ってみましょう。卒業論文の相談や時事問題の感想など、気軽に研究室に顔を出して下さい。 |