インテリアデザイン論

年度 2002
科目名 インテリアデザイン論
教員名 川崎 衿子
授業概要 インテリアは住まい手の個性を反映しながら、その時代の特性を映し出しています。従ってインテリアの様相は生活文化の結晶であるということもできます。ヨーロッパの普通の家庭のインテリアが個性豊かに美しく、しかも落ち着いた雰囲気を感じさせるのも、そこにしっかりと根づいた生活文化の底力があるからでもありましょう。それに対して日本のインテリアは、様々な要素が混然としたまま未整理で、いまだ発展途上的であるともいえます。衣食の面では世界でも最高のものを着て食べているのに、その生活の器である住宅は見劣りがします。もちろん住宅事情や土地の問題もありますが、そればかりを原因にすることはできません。もっと自分たちの暮らし方、住まい方に目を向けることも大切です。無駄を省き、住まい方に理念を加え、自分らしさを自分の空間で実現する方法を知ることが重要です。この授業では、インテリアデザインの理論的考察、様式の研究、表現方法などを身近な生活の場面を題材に学んでゆきます。
授業計画 風土・文化の中のインテリア
住生活の変化とインテリア
インテリア・コーディネーション
コーディネートの表現方法
プレゼンテーションの技術
空間をつくる。広さ、形、寸法の理解
空間を仕上げる。仕上げ材料の理解
環境をつくる。設備とインテリア
環境をつくる。シックハウス・シンドロームとインテリア
家具と収納計画
ファブリックスの理解
自分の部屋を計画してみよう。
評価方法 1.試験
2.平常授業での提出物
3.出席状況以上を総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 自分の身のまわりの空間に関心を払って下さい。食卓の上の小物、食器、洗面器のタオル、本棚の本の並び方、衣類の整理の仕方等々、すべてが生活を美しくする心につながります。空間は人が作るものですが、一方空間によって人の心が影響を受けることも意識してください。