国際学入門

年度 2002
科目名 国際学入門
教員名 戸田 三三冬・藤巻 光浩
授業概要 みなさんは、今後の4年間をこの国際学部で過ごして学士(国際学)を手に入れま
す。この授業は、伝統の学問体系にとらわれない自由な発想を生むことを目指し、国
際学部で何をどのように勉強していくのか、といった指針を示します。限られた時間
の中でさまざまな体験をし、今後の自分の研究テーマが発見できれば、目標達成で
す。概要は以下の通りです。1.国際学部でみなさんがこれから学ぶ分野の紹介。さ
まざまな専門分野の先生方に登場していただきます。2.グループに分かれてディ
ベート、またはディスカッション。一つの問題をいろいろな視点から見る力を養い、
自分の意見を他者との意見交換の中で育んで行くことを学びます。3.授業の大きな
流れは、2001年、9月11日の「同時多発テロ」に始まる一連の事件を例にとり、国際学部では、この事件にどのようにアプローチすることが可能か、を考え、その背景にある欧米から他地域への「強いられたグローバリゼーション」を授業前半のテーマに、そして後半は、「可能性のグローバリゼーション」に焦点を移して、われわれの未来を考えます。
授業計画 I.オリエンテーション
1 国際学部の可能性:同時多発テロ、アフガン攻撃に関しての対話
II.「強いられたグローバリゼーション」
グローバリゼーションの始まり:コロンブスと南北アメリカ大陸
グローバリゼーションと植民地支配:イギリス産業革命とインド植民化
グローバリゼーションとイスラム世界:ビジュアルイメージ
グロバリゼーションとジェンダー:女性の人権と近・現代
コミュニケーション・テクノロジーとグローバリゼーション:書き言葉と国家
グローバリゼーションと経済:南北問題・観光・環境問題
III.「可能性のグローバリゼーション」
グローバリゼーションと人間の安全保障:アジアの民主主義
「地球市民」文化と国際ボランティア活動
文教大学と湘南「市民社会」:地域に根ざし、グローバルに活動する可能性
グローバリゼーションとハイブリッド文化:ピジン・クレオール世界
古代の宇宙を感じてみる:縄文笛の演奏と鑑賞
IV. まとめと展望
私の国際学:レポートのオリエンテーション
評価方法 出席、授業参加に関して20パーセント、毎回授業終了前に書いてもらう小レポート30パーセント、2回のレポート50パーセントを総合して判定する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、伝統の学問体系にとらわれない自由な発想を生むことを目指しています。この雑多でハイブリッドな授業からみなさんが何かを感じることができたらと思っています。みなさんの積極的な参加を期待しています。