| 年度 | 2004 |
|---|---|
| 科目名 | 意思決定論 |
| 教員名 | 堀田 敬介 |
| 授業概要 | 人(企業)は,様々な場面で意思決定を要す問題に直面し,数ある代替案(選択肢)の中から自分にとってよい(と思われる)もの1つ(or複数)を選ぶという決断を行っている.例えば,食事時にご飯にするかパンにするか,そしてどこで食べるかや,移動時の交通手段やルート選択,3年ゼミ申請時にどの先生のゼミを希望するかなど,意識的あるいは無意識のうちに行っているであろう.意思決定場面において,合理的な人(企業)は,コスト・リスクができるだけ小さく,効用・満足度のもっとも大きい代替案を選びたいと思われる.この授業では,意思決定を要する状況・問題に直面した人(企業)が決断をする際に,問題を整理・分析したり,数理的に定式化・モデル化することで,どの代替案がどの程度他の選択肢よりも良いのか(悪いのか)などの指標を与え,決定を支援する手法のいくつかについて,その基本理論を学び,演習等を通して理解を深めていきたい. |
| 授業計画 | 数理的意思決定とは? 問題の把握,意思決定基準,意思決定者とモデルの関係 主観確率,効用関数 数学基礎の基礎:行列とベクトルの和・積,集合,凸結合,凸包 線形計画法(LP)と多目的線形計画法(MLP) 行列表記,図的解法,主問題と双対問題 単体法と改訂単体法,双対定理,多目的線形計画法 ゲーム理論 ゲームの定義・種類,2人非協力零和ゲーム,均衡解 混合戦略とミニマックス定理,零和ゲームと線形計画 2人非協力非零和ゲーム,Nash均衡解,Pareto最適性,支配戦略 階層分析法(AHP) 問題の階層構造,評価基準と代替案,一対比較 重み計算,整合性,不完全一対比較,AHPからANPへ 包絡分析法(DEA) CCRモデル,生産可能集合と効率的フロンティア 凸包モデル 問題発見・整理・分析・予測技法 品質管理(TQC):QC七つ道具,新QC七つ道具 |
| 評価方法 | 中間・期末試験で評価. 蛇足だが,大学での成績は教員が想定するハードルを越えられるかどうかで決まるので,「自分なりに頑張った」「毎回出席した」などが考慮されることはない. |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 「数理計画」(5セメ)の授業内容をきちんと理解していることが前提.ただし,『理解している』とは『自分の言葉で他の人が納得できるような説明ができる』という意味である.また,「オペレーションズ・リサーチ」(3セメ),「生産管理論」(4セメ)が履修済みであることが望ましいが必須ではない. |