| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 比較文学 |
| 教員名 | 紙 宏行 |
| 授業概要 | 「比較文学」とは、二か国以上の文学を比較して、相互の関連や影響関係を実証、あるいは、それぞれの特質を相対的に明らかにする学問である。日本文学の場合も、外国の文学の影響を常に受けながら展開してきた。『万葉集』の和歌に中国の漢詩文の影響が早くも見られ、平安時代にも、和歌や物語に漢詩文の影響が強い。近代になると、欧化政策のもとに、主として西洋の文学からの影響を強く受けた。本講義では、比較文学の研究方法を講述するとともに、諸作品における外国文学の受容・影響の実際を考えてみたい。 |
| 授業計画 | 「比較文学」とはどのような学問か 漢字による日本語表記と文学 『万葉集』における漢詩文の影響 平安時代和歌における漢詩文の影響 『源氏物語』と長恨歌など 近代日本の西洋へのあこがれ 森鴎外のドイツ体験 夏目漱石のイギリス体験 近代諸作品における西洋文学の影響 |
| 評価方法 | 期末試験を行う |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 文学研究の講義であるが、外国コンプレックス、西洋崇拝という日本人の特徴を明らかにすることにつながっている。21世紀に生きる国際人としての自覚と教養を高めてほしい。 |