これからの市民社会論

年度 2004
科目名 これからの市民社会論
教員名 椎野 信雄
授業概要 近代市民社会の自己省察の学としての社会学の視点から、現代的な市民社会の特徴を理解してゆく。市民社会は、近代から始まったものだが、現代の特徴は、公私の領域の分離を前提とせずに、地域社会の成員=市民が社会参加する社会の実現を目指していることである。このような市民社会の実現にはジェンダー平等社会であることが重要な要件となっている。したがって、この授業ではジェンダー平等社会とは、どのような社会かを、個々人の人生のライフコースのあり方と共に理解してゆく。ライフスタイルの多様な市民社会をこれから生きてゆく市民の一人になるための基礎知識を学んでみませんか。
授業計画 講義ガイダンス(市民社会論)
市民社会とジェンダーとライフコース
ライフスタイルの多様性
出生(少子化問題)
学習(生涯学習社会)
恋愛(親密な関係の変容)
労働(ワークシェアリング)
結婚・家族(脱近代家族あるいは同性結婚)
社会問題(市民運動・NGO/NPO)
メディア・リテラシー(マスコミ問題)
身体・市民活動(地域社会)
世界システム(人口・環境問題)
高齢化社会(ターミナル・ケア)
評価方法 いくつかの課題の提出と、2/3以上の出席率で受験資格ありとし、定期試験の「レポート」によって評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義内容を暗記したり、覚えたり、記憶したりすることに主眼が置かれているのではなく、ある物事についての考え方・見方・捉え方を、自分で興味・関心をもって、自分の頭で理解し直してみることに主眼があります。市民社会について、これまでとは違った視点で(つまりジェンダーの視点で)考えてみたい学生が受講すると、有益だと思われます。共通教養科目の「ジェンダー論」を受講していることが望ましいが、必修ではありません。