| 年度 | 2004 |
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| 科目名 | 環境衛生学 |
| 教員名 | 大道 正義 |
| 授業概要 | 社会医学である衛生学は、人間の日常生活と関わる衣・食・住・土・水・大気・気象など様々な要因を研究し、健康で安全な日々を送ることを目的に体系化された科学である。その中には、食品衛生学・精神衛生学・労働衛生学・環境衛生学・被服衛生学などの専門分野が含まれている。この衛生の文字が保健に置き換えられることが多くなり、地域保健学・歯科保健学・老人保健学・こころの保健学、産業保健学など、人を中心とした内容の科目が開講されるようになってきている。環境について世の中が大きく変化しつつあることの一端である。 衛生学の名を残す環境衛生学の原点は公害と屋内環境である。この講義では既にアテネ・スパルタの都市国家の頃から健康を脅かす社会現象として報告されている公害と環境汚染、現代の課題である環境ホルモン、化学物質不耐性症(過敏症)について解説する。 現代は技術革新により大量生産、大量保管、大量流通、大量消費の時代となっている。毎日の生活が快適、便利になった一方で、廃棄物への対応に努めなければならなくなってきている。法律、行政、政治、研究を関連させて化学物質管理の現状と環境汚染の実態を詳しく解説する。 |
| 授業計画 | 講義では毎時間、水銀・カドミウム・臭素・農薬・ベンゼン・有機スズ・レジオネラ属菌、O157腸管出血性大腸菌、石綿など、健康を害した環境汚染・因子について、また、新しい分野の研究成果、たとえばホルムアルデヒドなどの屋内環境微量汚染化学物質、化学物質不耐性症(過敏症)、音環境や景観などの環境快適感の具体例について、資料とスライドを用いて解説し、受講者から質問を受けます。(インターネットでの質問も受け、次回の講義に回答します) |
| 評価方法 | キーワードについてのレポート5本を筆記試験結果に考慮。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 大切な言葉、環境倫理。一人一人が環境にこころを向けて、自分のできることを行う。その基本となる環境倫理の基盤作りを一緒に考える時間。半年たったら、この講義で自分がどう変わったかを自覚できるように、環境ホルモン、ダイオキシン類、残留農薬、PRTR、化学物質不耐性症などの最新資料を用意して、多くの驚きと新しい事実を提示してゆきます。 |