国際交通運輸論

年度 2004
科目名 国際交通運輸論
教員名 佐々木 正人
授業概要 国際間の交通・運送手段としては、航空・船舶・鉄道等があるが、その中でも、講義では現代の国際交通手段として圧倒的なシェアを占めている航空運送を取上げ、考察する。米国における同時多発テロ、昨春のイラク戦争、SARSの発生等により航空需要は落ち込んでいるが、米国から始まった航空の自由化(規制緩和)は、全世界に広まり、新規航空会社の相次ぐ参入は正に、航空会社の生き残りをかけた激しい競争といった乱気流の真っ只中に航空会社を巻き込み、共同運航、企業提携、FFP、CRS、格安運賃の氾濫等の動きと相俟って、倒産、合併といった状況すら生まれている。このような問題を中心に、航空協定・条約、航空機事故等々取り上げ、航空業の現状に迫り考察する。
授業計画 航空運送の沿革、航空機、領空主権について
航空産業の現状(国内外)
シカゴ条約等の航空協定
航空産業の特質
航空産業のマーケティング
流通チャンネル
eチケットの出現
CRS(コンピュータシステム)
FFP
アライアンス(企業提携)
コードシアリング(共同運送)
チャーター
航空自由化(規制緩和)
米国、EU、日本等
航空運送人の賠償責任
航空事故の状況
エコノミー症候群、オーバーブッキング、機内迷惑行為等
責任制度の体系~ワルソー条約からモントリオール条約の発効まで
航空産業の課題と今後
評価方法 随時実施する小テスト、レポートの作成、受講態度、出席状況(特に重視する)等を総合して評価する。
教科書
参考書
メッセージ 航空関係のニュースは毎日のようにマスコミを通じて報道されている。授業をただ漫然と聴くだけでなく、こういった報道ニュース等にも常に関心を払うと同時に、授業の復習を必ず行うことが肝要である。