ゼミナール

年度 2004
科目名 ゼミナール
教員名 広内 哲夫
授業概要 ●『マルチメディア技術を通して人間とコンピュータの知的能力の相違を理解する』本ゼミナールでは、個別のテーマとして掲げていないが、ゼミ学習を通して、人間とコンピュータの能力の違いを知ってもらいたい。そして、「現在のコンピュータの認知能力の本質は記号処理であり、その能力は、人間の持つの右脳的な知的能力に遠く及ばない」という理解に早く辿りついてもらいたい。ゼミ生と一緒に、時間が許す限りこのテーマで議論してみたいと思う。●バーチャル・リアリティ/バーチャル・リアリティとは、“仮想現実”と訳され、コンピュータ上に仮想世界ではありながら、それが実在の世界であると錯覚するような世界を作り出す近未来のマルチメディア技術である。現在、3次元世界を描く手法としてVRMLが提案されているが、このVRMLを用いて、3次元の都市空間などを創造することを試みる。●JAVAプログラミング/JAVAはインターネット指向のプログラミング言語であり、ホームページ上でマルチメディア・プログラミングが可能である。この言語を用いて、グラフィックスやGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)の作成方法を学ぶ。JAVAはC言語よりも学び易い言語である。●エキスパート・システム/エキスパート・システムとは、人間の経験的知識をコンピュータに移植し、専門家の問題解決をコンピュータに行なわせようとする人工知能の一分野である。専門家からの経験的知識を抽出して知識ベースに貯え、それを推論機構によって駆動して知的な結論を得るというのが動作原理である。研究室で開発した推論エンジンと各自の作成した知識ベースを融合して、意思決定支援システムを作成する。経営に興味ある人は、同分野から選んだ知識ベースを作成するとよい。
授業計画 3年次の前半から、VRMLとJavaのテーマを選んで学習する。4年次は、各自課題を設定し、それを卒業研究として完成させる。時間のある時には、全員で「コンピュータと人間の知的能力比較論」を討論してみたい。
評価方法 ゼミナールでの発表内容で評価する。
教科書
参考書 プリントを配布する。図書を随時指定する。
メッセージ ◎各個人の主体的な学習意欲が大切である。VRMLグループは、これまで社会貢献を兼ねて、近隣高校の仮想キャンパスを創り、それらを当該高校に贈呈してきた。またJavaグループでは、クライアント・サーバー方式のシステムを自らの工夫で作成してた。このようなシステム構築は、自主性が要求されるので、討論には進んで意見を述べてもらいたい。◎文章演習の指導を行なうので、張り切って文章練習をして欲しい。◎各自が自分自身をアピールするホームページを作成して、就職活動に利用してもらいたい。