| 年度 | 2004 |
|---|---|
| 科目名 | 対アジア外交史A |
| 教員名 | 権 寧俊 |
| 授業概要 | 講義では、東アジア地域全体を念頭に置き、日本と朝鮮半島との関係をアジア外交史の展開のなかで概観する。時期的には明治維新以後から現代までを中心とする。日本側の通説的解釈と朝鮮半島からの異なる視点との比較を通して、歴史、政治、文化などの側面から、幅広い視野で考察を行う。現在東アジアに居住している朝鮮人は、朝鮮半島のみならず中国(約200万人)、日本(約100万人)にも数多く存在している。そのため、講義では「朝鮮人社会」の多様な姿を紹介することに力点を置き、「日本社会」との類似性あるいは相違なども考えてみたい。とくに、講義では朝鮮半島をめぐる政治外交史のなかでの「南北統一」と「東アジアの民主的秩序の確立」にたいする日本と韓国両政府の外交政策や政治対応について考える場にしたい。講義は、以下の構成で講義を進めていきたいと考える。 |
| 授業計画 | 序論 現在の日朝・日韓の情勢、北朝鮮の核問題と日本の役割。 東アジアの旧秩序 江華島事件(1875)、日朝修好条約(1876)、壬牛政変(1882)、甲申事変(1884)、日清戦争(1894) 日韓併合 日露戦争(1904)、日韓協約(3次、1904)、ハーグ密使事件(1907)、安重根事件(1909)、日韓併合条約(1910) 日本殖民地下の朝鮮(その一) 三・一運動(1919)、文化政治の展開、間島問題、抗日民族運動 日本植民地下の朝鮮(そのニ);15年戦争下の朝鮮 皇民化政策、強制連行・徴兵制、満州における武装闘争 日本植民地下の朝鮮(その三);四大国と朝鮮の解放 四大国の国際公約と朝鮮信託統治、韓国臨時政府、解放直後の建国運動 朝鮮分断と日本 南北朝鮮の二つの道、朝鮮戦争(1950)、サンフランシスコ講和条約(1951)、佐藤・ニクソン共同声明(1969) 日韓情勢 日韓基本条約(1965)、朴正煕政権期、歴史教科書問題、南北共同宣言(2000) 海外朝鮮民族 在日朝鮮人、中国朝鮮族、在ロシア高麗人 日朝情勢 日本人妻の問題、日朝国交正常化交渉、日本人拉致事件 日韓文化交流 21世紀新たな日韓パートナーシップ共同宣言(1998)、韓国の日本文化開放政策 まとめ |
| 評価方法 | 成績の評価は、出席率、レポート及びテストによって総合的に成績評価を行う。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |