映像情報論A

年度 2004
科目名 映像情報論A
教員名 佐々木 昭一郎
授業概要 テーマ:脚本制作(情報性、報道性、抽象性)
授業計画 連休をはさみ90分×10回前後の授業。
テーマ「情報性」「報道性」の意味:
情報性:例えば「ストラディヴァリのヴァイオリンの表板(顔)はポー川のポプラの木である」と伝えることである。
報道性:「ストラディヴァリのヴァイオリンの表板(顔)となるポー川のポプラの木は、今や存在しない。木も水も変わりストラディヴァリが生きた時代のヴァイオリンは創れない」と報道表現することである。
抽象性:膨大な量の情報から抽出し「劇的」に表現される企画~脚本~映像作品のコア。
この3点に基づき、下記を予定:
ロシアの映像作家・ノルシュテインの「外套<がいとう>」と、その原作の関係。ノルシュテインが原作から何を抽出し主題としたか、本人の解説(ビデオ)等から。
その作品は18年かけ未完。その作品の一部を見る。
RKK熊本放送ディレクター・村上雅道氏の「水俣病」(ドキュメンタリー)は、何を現実からすくい上げたのか。その作品性。
村上氏本人の講演(外部講師)。
取材の内側、裏取り調査の苦労、企画採用までの局内での戦い、制作と上映(放送)、その反響などを聴講。
村上氏の代表作「従軍慰安婦」の裏どりのすさまじさも公開願う(本人は大失敗作である、と公言しているが傑作である)。
受動的存在である視聴者側からの情報を論ずるのではなく、能動的に、上記3要素を意識し脚本執筆を志願する者を選ぶ(自薦他薦)。
尚、脚本執筆者は6セメスター「映像情報論B<制作>」の脚本を担当する。
評価方法 論述文(400字詰原稿用紙2枚以上)。脚本執筆決定者は、その概略書
教科書
参考書
メッセージ 「放送番組制作」「文献研究」「コミュニケーション特講・オーディオ制作」の受講者であることが望ましい。