| 年度 | 2004 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナール |
| 教員名 | 佐々木 正仁 |
| 授業概要 | 戦後の高度経済成長の結果,「ものづくり大国」として自他共に認めていた日本の製造業は,今やグローバル市場の中で不況,リストラといった暗い面ばかりが目立っているように見える。いま,日本の「ものづくり」は,ITを活用した「ネットワーク化」や「統合化」による競争力の回復が求められている。 1990年代,米国の製造業は不況を克服し,めざましい生産性向上を実現して,驚異的な経済発展を遂げた。その最大の要因は,企業の労働者や組織の有効的活用と結合したIT導入の結果であると言われている。「Dell方式」に代表される,ネットワークベースのビジネスモデルが次々と誕生した。 日本の産業が国際競争力を持ち,国際分業で生き残り,豊かな社会を成熟・発展させていくためには,これまでとは異なる産業再生の戦略が必要となる。生産拠点の国際化を図ると共に,カスタマイズや付加価値の高いサービスを売り物として,情報コンテンツの提供による付加価値を創り出すことが求められている。 本ゼミナールでは,こうした新しい流れのなかで,「ものづくり」に関する個別のITソリューションを総合的なソリューションへと発展させる動きに対応し得る“目”を養うことを目的とする。 具体的には,新しい付加価値を生み出す技術として,多評価意思決定法,ファジィ理論,遺伝的アルゴリズム,感性工学等,いわゆるソフトコンピューティングと呼ばれる技法,また,インターネット応用技術に基づく新しいビジネスモデル(eビジネス)に関して,具体的な事例を数多く紹介する。その後,興味あるテーマを各自選択し,小グループごとに事例の調査・報告をしてもらう。 |
| 授業計画 | ガイダンス 多評価意思決定法に関する事例紹介 ソフトコンピューティング技法に関する事例紹介 3.1 ファジィ理論 3.2 遺伝的アルゴリズム 3.3 ニューラルネットワーク 3.4 感性工学 eビジネスに関する事例紹介 テーマ選択/事例調査・発表 |
| 評価方法 | ゼミへの参加姿勢により評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 企業経営,ビジネスに関する工学的アプローチに興味がある人を歓迎します。ただし,高等数学等は必要としません。 |