| 年度 | 2004 |
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| 科目名 | データベースⅠ |
| 教員名 | 小幡 孝一郎 |
| 授業概要 | データベースアプローチとは「データは組織活動に必要な様々な情報を生み出すために使用すべき“共通の資源”であるから、データを正しく定義し、様々なアプリケーションが必要に応じて利用できるよう、それを適切に管理することは組織全体の責任である」という考えに基づいて、いろいろなアプリケーションシステムを開発、運用していくやり方である。これは伝統的に採用されてきた「必要に応じて個別にアプリケーションシステムを開発するが、そのとき同時に必要なデータを定義する」ファイル処理アプローチとは根本的に異なっている。 この授業ではまず、組織が共有しているデータベースから、様々な種類の情報を検索できることを事例データベースを使って確認する。 組織でデータベースアプローチが成功するための基本的な条件の一つは、組織の人々が概念データモデルを共有することである。概念データモデルとは「組織内部で使用される様々なデータの意味とそれらの相互関係を、ある約束に基づいてグラフィックに表現したもの」である。概念データモデルを表現するための具体的な方法の一つにERモデルがある。これはリレーショナルモデルのように、そのままコンピュータ上に実現されるものではないが、自分が現実世界のデータをどのように理解しているのかを、相手に的確に伝えるためのコミュニケーションツールとして、今もっとも普遍的に使われているものの一つである。 そこでこの授業では、学生の皆さんが演習を通じて、想定される様々な現実のデータ要求を、ERモデルを使って自由に表現できるようになること、を基本的な目標と考えている。 |
| 授業計画 | データベースとはどんなものか:情報検索の実習 データベースアプローチの特徴: ファイル処理アプローチと対比して データベースシステムの構成要素:データベース、データベース管理システム、リポジトリなど エンティティと属性の概念(1) 用語の意味 エンティティと属性の概念(2) 属性の性質 リレーションシップの概念(1) 用語の意味 リレーションシップの概念(2) リレーションシップの基数制約 リレーションシップの概念(3) リレーションシップの次数 ERモデル作成演習(1) ビジネスに現れる基本的なパターン ERモデルの拡張(1) 結合型エンティティ SQLによる情報検索の基本演習 ERモデルの拡張(2) スーパータイプとサブタイプ ERモデル作成演習(2) 総合演習 |
| 評価方法 | 演習課題への取り組み状況とその成果に関する総合的評価に基づく |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業では、学生がモデル作成演習を通して新しい概念を習得できるよう配慮しているのでこれを積極的に利用してほしい。 |