文学

年度 2004
科目名 文学
教員名 小林 千草
授業概要 個々のことばが表現という行為を通じて、一つの文学作品に結晶していく。その過程を、自ら作家活動をする者としての内省を含む分析を通じて把握し、人間にとって文学とは何か、ことばとは何かを探求する。また、中世~近世の女性をキーステーションにして、日本女性史(文学が女性をどう描いてきたか、その虚と実をはかる)を概観したい。女性史は、同時に、「生命」(いのち)と「愛」の歴史でもある。男性にとっても無縁ではない。
なお、「生命」(いのち)は、自然との共生によってつちかわれている。したがって、「人」(ひと)と自然の共生史という点にも、眼を向けることになろう。
授業計画 講義ガイダンス
文学とはなにか-先入観と限界
他人の文学体験・文学観を聞こう。-グループディスカッションを導入することもある。
湘南(茅ヶ崎を含む)・鎌倉・横浜の文学風土に親しむ。-地図上の文学散歩
文学の領域を自由にはばたこう。-諸ジャンルへの実践と鑑賞
日本女性史概観
生命(いのち)の重さ-人間として、女として、男として-
「人」(ひと)と自然の共生史を「文学」に観る
現在の映像文化(絵画・写真・漫画を含む)は、いかに女性や生命(いのち)を描いているか
あなたにとって文学は何であろうとするのか-将来への展望と評価
※6・7・8に数時間をかける。5および9の際、ビデオを利用することがある。
評価方法 出欠票の代わりに、アンケート・質問に答える形でのミニレポートを実施し、その積みかさねを、定期試験と合わせて総合的に判断して評価する。やむをえず欠席した者は、自主レポートの提出が望ましい。
教科書
参考書
メッセージ 文学を理解する第一条件は、柔軟な感性です。感動する心を忘れないで教室にのぞんで下さい。過去の知識や成績は、二次的なもの。新たな第一歩を踏み出しましょう。テキスト 開講時に指示する。また、適宜プリントも配付する。参考書 授業の流れの中で紹介するが、図書館の文庫コーナーで多くの作家やエッセイに親しんでおくこと。各種新聞や雑誌の書評欄にもアンテナを動かしていること。