| 年度 | 2003 |
|---|---|
| 科目名 | 行政国家と法 |
| 教員名 | 金井 惠里可 |
| 授業概要 | 行政の活動は、私たちの生活の隅々にまで、蜘蛛の糸のように張り巡らされ、私たちの日常は、知らず知らずのうちに、行政の活動から多大な影響を受けています。これが、行政国家化現象と呼ばれる、現代の国家のあり方の帰結です。そして一般に、行政の活動は、法に基づいて行われるべきだと考えられています。この授業では、行政国家における法と行政の関係を、私たちの生活に根ざした視点から取り上げます。 |
| 授業計画 | 授業の概要と六法の使い方 行政法とは何か~行政法と憲法・民法・刑法との関係 法律による行政の原理 行政規制と行政指導 行政上の強制と制裁 計画による行政 行政活動の事前手続き 行政と情報と市民 行政活動から身を守るしくみ 行政活動への監視と参加 |
| 評価方法 | 成績評価は、論述式の学期末試験に、授業中の発言などの平常点を加味して行ないます。10回を超えて欠席した場合は、学期末試験の受験資格を失いますので、注意して下さい。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業の目的は、行政法の基礎知識を楽しく無理なく理解してもらうことです。「行政ってこんな事ができるんだ。」とか、「行政はこんな事をしてはいけないんだ。」とか、なんとなく感じがわかる、ということは、きっと皆さんの将来の生活の役に立つ、と考えています。つまり皆さんに、「賢い市民」になってほしいのです。受験用により詳しい行政法の知識が必要に人は、個別に相談に応じます。 |