英米文学講読A

年度 2004
科目名 英米文学講読A
教員名 福島 一人
授業概要 George Orwell著Animal Farm(『動物農園』)を読む。
『動物農園』は、動物を中心キャラクターとした、独裁についての短い諷刺小説である。ある農場の動物たちが結束して、自分たちの主人である人間のJonesに反乱を起こす。彼らはJonesを追い出すのに成功し、彼ら自らが農場の管理をすることになる。ところが当初考えてもみなかったこと、つまり、平等であるばずであった動物達の中に優劣意識が生じ、支配層、被支配層が現われる。そして支配層の中で卓越した2頭の豚の権力抗争が起き、そして、Napoleonという豚が勝利する。そして、もとの主人である、人間のJonesと同様、農場に君臨することになる。『動物農園』は、諷刺文学の古典的伝統のなかで構想され書かれた。『ガリバー旅行記』などのように、この小説は楽しい、子供のための話にもなる。また、あきらかにスターリン主義に対する批判、そして、一般に革命というものに対する批評でもある。
学生諸君に、このあたりをじっくり読み取ってもらいたい。また、簡潔明りょうであり、かつ、格調の高い英語を大いに味わってもらいたい。
※1970年代初め、ある少年漫画雑誌に、『アニマルファーム』というタイトルで、石ノ森章太郎が漫画を掲載したことがある。
授業計画 小説の内容に重点をおいて読み進めていく。具体的なことは、初回の授業で説明する。
評価方法 出席状況・授業への参加度・平常授業時のテストにより評価する。
教科書
参考書
メッセージ 必ず予習をしてくること。辞書持参。私語厳禁。