人材マネジメント

年度 2003
科目名 人材マネジメント
教員名 三木 佳光
授業概要 20世紀後半は先進国にモノが溢れ、今日、カネが世界中を駆け巡っている。しかし、これからの21世紀は優秀な人材が不足することが、国力のみならず、企業(組織)の活力を確実に削ぐ要因と予測されている。これから一段とその比重を高めていく知的創造労働にはこれまでの日本型雇用慣行は馴染まず、創造的人材育成の障害になっているとの見方が、昨今、日本において論議の的になり、先達企業ではこの慣行からの決別が急務の課題とされている。そこで、本講義は、「日本型人事管理(雇用慣行)とはどのようなものであるのか」「知的創造労働における人事管理として、先達企業はどのようなことを行おうとしているのか」について概観した後、「少人数の最優秀知的マンパワーで効率的・有効的な目的(業績)達成を可能にする人材のシステム化」並びに「21世紀における世界的な争奪戦の対象となる優秀な人材(変革型リーダー)」について論及していきたい
授業計画 第1部 日本型人事管理の概要
雇用管理、要員管理
配置管理、賃金管理
人事情報(人事評価)管理、労働条件管理
教育訓練管理、労使関係管理
第1部の理解度テストと補講
第2部 先達企業の人的マネジメントのケーススタディ
新入社員導入教育
キャリア開発研修
目標管理制度
組織開発制度
先達企業の人事戦略
第2部の理解度テストと補講
第3部 変革型リーダーの能力開発
環境変化とマネジメント類型
ビジョンリーダー
知識創造へのリーダーシップ
変革型プロフェショナル
企業内大学の現状と将来展望
第3部の理解度テストと補講
第4部 キーワードによる21世紀人材マネジメントの理解
エンプロイアビリティ、成果主義、キャリア開発
エンパーワーメント、ビジョン共有、ワークアウト
ダイバーシティマネジメント、コンピテンシー、
アウトソーシング、メンタリング
サクセッションプラン、ベンチマーキング
コーチング、360度評価、インターンシップ
企業倫理、顧客満足、従業員満足
評価方法 ①出席回数、②第1部の理解度テスト、③第2部の理解度テスト、④期末テスト(第4部の理解度テスト)、⑤提出レポートの内容で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 人的マネジメントは、単なる学問のための学問でなくて、思考して行動するための実践学であるので、「現実の企業経営の中核になるものは人的資源(人間の問題)である」ことを学び取り、自らのキャリア形成の一助としてほしい。