生活環境論

年度 2003
科目名 生活環境論
教員名 川崎 衿子
授業概要 生活環境論では身辺の生活諸現象から意識を喚起させて、人間生活の本質を探ります。技術が急速な勢いで高度化し、都市化が進行し、経済優先の価値観が浸透すると、人間の生活にはさまざまなひずみが見られるようになります。住まいは機械化、人工化が進み、生活空間はまるで気密化したプラスティックの保温箱のようになっています。このような状況は決して健康的で快適とはいえません。自然と調和した豊かな生活、そしてその基盤となる住まいをはじめとする生活環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。環境への負担を少なくするライフスタイルを構築することは、今の私たちに課せられた義務です。緑を増やし、空気や水を大切に考え、ごみを少なくし、自然のエネルギーをうまく使う技術は時代の目標でもあります。環境保護、省資源、自然との共生の観点から新しい住まい方を考え、住居形態やまちづくりの理念を学んでいきます。
授業計画 環境の認識・健康な生活
暮らしと気候・居住地域と地形
村や町の成立・都市の成立・住まいの形
自然環境と共生する住まい
まちの景観とまちづくり
夏の涼しい生活
冬の暖かい生活
騒音と音楽・音を測る
明るさを測る
環境汚染と緑
汚れた水と汚れた空気
ごみの後始末
評価方法 レポート1回ないし2回と期末試験を行なう。出席状況、学習意欲を加味する。
教科書
参考書
メッセージ 今の私たちの生活基準を10年前に戻せば、環境問題はかなり改善されます。ところが一度経験した快適性や利便性を手放すことはそう簡単にできません。それならば何か新しい手を打たなければなりません。時代を戻るのではなく価値観を変えてみるのです。生活の仕方を少し変えてみるのです。環境によいこと、何かあなたもやってみませんか。